18年前、私が高校2年生の夏。
パパとは付き合って1年も経ってない時に、あなたを妊娠しました。
進学校に通っていたパパと私は将来の事を考えると産むことは考えられませんでした。
あなたがお腹にいたほんの数週間、手術日までの数週間、毎日話しかけていました。
愚かなパパとママで本当にごめんなさい…とそれしか言えなかった。
それからパパが大学、大学院に進学して就職と同時に結婚しました。
弟が産まれ、妹が産まれ、そして今年また弟が産まれました。
子供達が笑ってる時、寝ている時、あなたがもしいたら…と考えます。
そして申し訳なくて申し訳なくて涙が出て来ます…。
産んであげられなくてごめんなさい。
あなたの事をずっと覚えています。
正直、あなたがいたからパパと別れずに結婚できたと思います。
時々あなたの話をパパとします。
もし、産んであげていたら…と色々と想像しては切なく、罪悪感が残ります。
一生背負う罪です。
でもあなたの事は一生忘れない。
娘が年頃になったらあなたの事を話すつもりです。
幻滅されるかもしれないけど、私と同じ後悔をしないようにと思います。
ごめんね。
本当にごめんなさい。