両親が離婚したことがショックすぎて、学校にも行きたくなかったし実際行けなくなったし生きたくなくて朝起きられず夕方になって起きても毎日悲しいことを思い出して何もかも楽しくなくて辛くて、うつ病みたいな感じになって、どうしようもなくて匿名の掲示板(悩み相談みたいなところ)に現状を吐き出したことがある。
そしたら、「大震災で今でも苦しんでいる人がいる。そんな悩み、それに比べたら小さいものだ。甘ったれるな」と言われた。
甘ったれるな?甘えるな?両親が離婚して、こんなに苦しんで苦しんで死にたいほど悲しいのに、それを親にすら相談できない私が、甘ったれているとでも?そう思って、さらにうつが悪化した。相談しなければよかった。誰にも言わなければこんなに責められることもなかった。周りの不幸に比べたら私の悲しみなんて小さなものだ。小さなものになんでこんなに辛い思いをしないといけないの?私の苦しみはそんなに小さいものなの?こんなにこんなに、死にたいほどつらいのに。
それでも、口を開いたら、私は甘ったれですか?
という悲しみを、時々思い出す。
甘ったれるな、なんて、本当に酷い言葉だったな。その後DMみたいなやつで「あなたのことを思って言ったんですよ」って言われてゾッとしたよね。本当にこんな人がいるんだなって。
この悲しみは誰に分かるわけもない、私だけのものだ。
嫌な思い出を小瓶に入れて流そう。
10年前の私、成仏しろよ。
ななしさん
いるんですよね、自分が気持ちよくなりたいためだけに、人の苦しみを矮小化したり貶したりして、挙句に「あなたのため」とか恥ずかしげもなくほざけちゃう人が…。
親が離婚した苦しみは、子どもからしたら世界の終わりです。
親は自分の事情や苦しみに一杯一杯で、なかなかフォローできないことが多いので、尚更に、子どもは途方もない苦痛と不安の中に置き去りにされがちです。
10年前の小瓶主さんと会えてたら、話が聞けてたら、絶対「甘ったれ」なんかじゃないよって、必要なら親が離婚した時に傷ついた子どもに対してどうフォローすべきか書かれている本とかを紹介しながら、伝えられたのに。
今も、小瓶に託された昔のあなたに言いたいです。
そうじゃなくても物凄く苦しかったのに、酷い人間に会ってしまって、心の大怪我を更に抉られちゃったね。耐え難い痛みだったよね。
あなたは全然悪くないよ。
間違ってもいないよ。
一番辛かった時に、そのまま受け止めてくれる誰かがいてくれたらよかったのにね…。