同じクラスの子が私に
私の友達の悪口を言ってきた
返事できなかった
相手はすぐに他の話題に
うつったから
返事をしなくてよかった
状況にあったのも事実
でもなんでかばってあげられ
なかったんだろう
返事しなくていい状況に
安心している自分がいやだ
じゃあ返事を求められていたら
私はちゃんとその子を
かばうことができたのかなって
今回の場合に関しては
一緒になって悪口に参加したり
そういうことはしなかった
でもこれだってイジメの
見て見ぬふりと同じで
大好きな友達が悪く言われてて
わかってるのに
向き合うことから逃げた
そういうこと言わないでって
あの子こんな良いとこあるって
言いたかったのに言えなかった
きっと無意識に、
友達をかばうことで今度は
自分の悪口を言われることを
恐れたから黙っていた
私は意気地無し
また同じことがあった時
今度は友達をかばえるような
自分に恥じない自分になりたい
でもいくら反省しても
あの時私はその友達を
裏切ったのは事実
結局自分の身が可愛かったんだ
今はまだ悪口程度だし
自分が悪口言った訳じゃないから
気にしなくていいって
優しい貴方は言ってくれるかもしれない
でも逆に考えたんだ
『悪口程度』で
自らの保身に走る弱い自分は
もし貴方がイジメられた時
本当に支えてあげられるのか
貴方の味方になって
かばってあげられるのかって
今ここで、次こそはって
考えてはいるけど
その状況に直面した時に本当に
立ち向かう勇気が出るのかって
行動できるのかって問われたら
うんって言いたいのに
怖くてためらう自分がいるんだ
次からかばってあげられるように
なればいいんですよとか
そういうアドバイスをくれるのは
すごく有り難いけど
それはわかってるんです
わかってるのに
頭では痛いくらいわかってるのに
貴方を本当にかばえるかって質問に
どうして心から頷けないのかな
ごめんね 大好きなんだよ
なのに守れなかった
弱くてごめんね