私が今死ねば死ぬことができるなら生命保険が800万入る。そうすれば家族喜ぶかなぁ

ほとんどの場合、自殺じゃ保険金は手に入りませんよ？

それと、あなたが死んだら御葬式代もかかりますし、あまり意味ないんじゃ…

ななしさん

800万入っても、あなたが居なければ喜べないよ！

最高のプレゼントかどうかは、あなたか一番わかってるはずだよ。

本当は、わかってるでしょう。

ななしさん

生命保険でお金を受け取る場合のことなのですが、自殺だと、ちょっと難しいですね。

まず、保険契約についてのルールを定めている保険法では、被保険者が自殺したとき、保険会社は保険金の支払いの責任を免れるとしています。

なので、自殺の場合はお金を受けとることがあまりできないですね。

とくに、保険金目当ての自殺だったのなら、保険金を受け取れません。

次に、生命保険は約款でさまざまなことが定められています。

その中には免責期間について記載されています。

生命保険では多くの場合、「契約から3年の間に被保険者が自殺した場合は、保険金を支払いません」などと約款に規定されています。

免責期間は3年とする保険会社が多いですが、1年と設定している保険会社もあります。

契約している生命保険の約款を見れば確認することができます。

しかし、死因が自殺であった場合でも、その人が精神疾患などを抱えていたときには、保険金を受け取れることもあります。

何が原因で自殺したかは本人しかわかりませんが、明らかに保険金目的の自殺ではなく、重いうつ病などの精神疾患を患っていて、正常な判断能力がなかったときには、保険金を受け取れることがあります。

人間関係などで悩んでいた・仕事で大きなストレスを抱えていた・アルコールや薬物に依存していたなど、自殺の原因はさまざまです。

精神科を受診し、服薬などの治療をしているなど、重度の精神疾患や心神喪失を原因とする自殺の場合は、保険金が支払われる場合があります。

ライフネ〇ト生命の約款では、「精神障害などによる自殺については、死亡保険金をお支払いする場合があります」と規定しています。

精神疾患などを理由にした自殺の場合に、保険金を受け取れるかどうかは保険会社の裁量によります。

約款やカスタマーセンターなどで確認しましょう。

いろいろ書きましたが、例えば、生命保険に一億かけたとして、毎月の支払い量は高くなりますよね。

そのあとすぐに自殺してしまうと、保険金目当てだと思われる可能性が高いです。

また、複数の保険に入っている場合もしかりです。

よく考えて行動しましょう。

あと、もしも保険金をもらえなかった場合なのですが、家族さんはあなたのことを愛しているのでしょうか。

こんなに書いて言えることではないのですが、どうかあなたに幸せがありますように。

ななしさん

死んじゃだめだよ。あなたの命はそんなに軽くないよ。尊いんだよ。家族はきっと悲しむよ

ななしさん

家族が、800万リットルの涙を流しますよ。
よく考えてください。

ななしさん

自殺だと約款で保険金がおりないこともありますよ。
何より、あなたの死と引き換えに入る金を、あなたの家族が望むでしょうか。