わたしはあめだまになりたいよ
私があめだまになったら自然な姿で普通に話をして
あめだまと一緒にいられるから。
あめだまは甘くて小さくてかわいいの
とっても羨ましい。
だけどね、あめだまと友達でいたかった雨だまは
あめだまを怒らせてしまったよ
あめだまは雨だまのことを好きだったから。
雨だまはあめだまになって友達に戻ろうとしたよ
でも雨だまとして産まれたからあめだまにはなれない
どれだけ努力して見た目を変えても。
無様に足掻いた雨だまは穢らわしい飴玉になったよ
飴玉になった私と友達になってくれる人はもういない。
次は あめだまになりたいな。