どうして人ひとり死なせといて停職3ヶ月で済むんだろう。人の死を重く受け止めて3ヶ月だなんて。
私の慕う先生たちが同じ30代前後の女性だからっていう私情もあるけど、未来ある先生が自ら死を選んでしまったことがとても悲しい。
そしてその原因となった人が懲戒免職でなく3ヶ月の停職で済んで、その上教師を続けるつもりで、「これを教訓に」なんて他人事みたいな決意表明していることも。
こうしてどこかの知らない先生が自ら命を絶ってしまったという記事を読むだけで辛いのに、もしも、もしもそれが私の大好きな先生だったらと思うと。
先生がいるから、私はこうしてここにいられる。先生がいるから、私は少し先の未来に向かってがんばれる。先生が目標をくれた。
それなのに、その先生がパワパラで自殺したなんて知ったら、私はどうすればいいの?先生がいたから耐えられたあの時以上に後を追いたくなってしまう。いっそのこと、彼女を死に追いやったそいつに復讐して死のうか。あぁ、私にそんな度胸はない、な。
亡くなった先生にも彼女を慕う生徒がいたなら、その子はどれだけの悲しみを抱えただろうか。二度と先生に会えない。どうして彼女を救えなかったのか。辛い。悔しい。しかも、3年後に相手に下った処分が3ヶ月の停職。これほどまでに残酷なことはないよ。彼女の死には3ヶ月の価値しかないの?先生が浮かばれない。どうすれば報われる?どうすれば本当にその苦しみをわかってもらえる?
なんて、その先生のこと何も知らない私が言うのおこがましいよね。話題のニュースに乗っかる野次馬と一緒だ。
でも教員志望として、先生が大好きな一生徒として、先生の死がむげに扱われること、生きてる間に救えなかったこと、彼女を追い詰めた職場環境、こんなクソみたいな処分を下す教育委員会、納得できない。許せないよ。でも、それでも教職に憧れるんだよ。大好きな先生たちの姿に憧れるの。だから変わってほしい。私の大好きな先生たちが、子供たちを思ってくれる全ての先生が、心身ともに健やかでいられるように。
どうか、亡くなられた先生が安らかにいられていますように。この国の未来を担う教育現場がもっともっと健全になりますように。