この小瓶には、たかにど傀逅のネタバレを含んでいます。
閲覧の際はご注意を。
たかにど傀逅大好き男による、ただのお誕生日おめでとう小瓶です。
これは、宛名のない、届くはずのない小瓶。
暇な人だけ、どうぞ。
6月6日。
泰希さん、誕生日おめでとうございます。
泰希さんは今、芽亜ちゃんと元気に暮らしてるのかな。
勝とも逢ってるかな。
優とも会ってたら面白いな。
なんて、暇さえあれば考えている一般観測者。
泰希さんは、もし生まれ変わったら。
もう一度俳優になるんだろうか。
もう一度芽亜ちゃんの兄になるんだろうか。
もう一度、勝と邂逅するんだろうか。
でも、俺は。
生まれ変わってほしくないとも思います。
泰希さんは泰希さんのままでいてほしい。
だって、それが“霧須泰希”だから。
勝と出会ったのは霧須泰希。
ハリケーンに変身したのも霧須泰希。
白髪になったのも、片目が見えなくなったのも、片腕が触手になったのも霧須泰希。
勝を置いて、先に行ったのも霧須泰希。
俺はそんな泰希さんが好きだから、泰希さんで、泰希さんのままでいてほしいと。
勝手に思っています。
次からは泰希さんへのメッセージではなく、たかにど傀逅のお話。
正直。
たかにど傀逅は、傀逅の中でも一番泣いたセッションで、一番心に残っているセッションです。
それは、良い残り方ではきっとないですが、俺はたかにど傀逅という物語が大好きです。
心から好きだと言える物語です。
胸を張って好きだと言える物語です。
たとえ、全て失っても、ハッピーエンドじゃなかったとしても、世界が滅んだとしても。
俺はたかにど傀逅の物語が大好きです。
たかにど傀逅からもう4年。
俺がたかにど傀逅を見たのは、本当に丁度4周年の時でした。
まだ彼らの物語を見てから、2ヶ月しか経っていませんが。
彼らが生きていたことを、俺は、俺らは、絶対に忘れません。
そう、生きてた。
2人は生きてたよ。
この世界ではないどこかで、幸せに生きてね。
ありがとう、ヒーロー。
おやすみなさい、泰希さん、勝。
改めて、泰希さん。
お誕生日おめでとうございます。
本当におめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。