私が演劇部でせっせと働きはや1年、いろいろなことがありました。
いちばん私の心を抉るのは、仲間がいなくなってしまうこと。
先生や先輩のガチガチの雰囲気に耐えられずやめてしまった仲間。
学業を優先する道をえらび、今は陰ながら私たちを応援してくれる仲間。
そして、家庭の事情でやむを得ず離れてしまう仲間。
みんな大切な仲間で友達だったのに、どうしてみんないなくなってしまうの。卒業アルバムにみんなで映りたかった…
入部直後、私と一緒に初公演をしてくれた仲間、あの2人は上の3人に入っています。もうすぐみんないなくなってしまう。
もちろん同級生の仲間はまだいます。でも、1番最初というのはやっぱり思いがこもるもので、なんだか懐かしいような、思い出すと泣きたくなるような。
私は部長として先輩方からこの部活を引き継ぎますが、私たちの代はもともと人が少ないのもあって、言い表せないさみしさがあります。
今日の練習で今度やめてしまう仲間の演技を観たとき、なんだかすごく上達しているように見えてしまったんですよね。引退公演まで同じ舞台に立てるものと思い込んでいましたが…前例がある以上、叶わない願いでした。
以上、とある演劇部員のしがない愚痴?でした。
仲間が残してくれたものを私は引き継いでいけるかな、不安に思う毎日です。