自分でも呆れています。
アラフォーにもなって。
私なりに、仕事も、皆んなより少し早い親の介護も頑張って、たまに行く趣味のクライミングも充実。これからも、私らしく活発で、穏やかな日々を過ごしていくのかと思っていたけれど。
体力を維持したくて一昨年前から通い始めたジムで、貴女に出逢いました。
貴女は、まるで「元気な小学生男子」のような雰囲気の、屈託のない笑顔が魅力のインストラクター。少し年上のお姉さん。ドジっ子で少し抜けたところ、負けず嫌いなところ、太陽の光をかき集めたような元気な声、その小さな体に一見見合わない強靭な筋肉。参加者を笑わせるユニークな仕草。ビー玉みたいにキラキラした大きな瞳。無造作にカットされた短い髪。小さな耳たぶ。
私は貴女のフィットネスクラスに参加するうちに、どんどん好きになってしまいました。貴女には大切なご家庭があるのに。
情けないです。頭では理解しています。既婚者に、同性に、かなうはずもないのに。心は貴女に惹かれるばかりです。私が私じゃないみたい。
高校の頃、やっぱり同性を好きになった事がありました。ベリーショートの似合う陸上部のかっこ可愛い女の子。淡い恋心でした。
今は、自分でも恐ろしいほどのドロドロとした感情が渦巻いて、貴女のご主人に嫉妬してしまいます。貴女の殆どを知り尽くしているであろう貴女のご主人に、勝手ながら強く激しい羨望があります。
好きです、好き、貴女の事が大好きです
笑顔を見るたび、いとおしくてたまらない
愛しています
のどの奥に抑えきれずに膨らんで、
でもその言葉は、出すことなんか出来なくて
つまってつまって呼吸さえも苦しいです。
愛してる、と貴女に向けて想うたびに、胸の奥から血が噴き出るように痛いです。
来年になれば、ジムの都合で貴女はあの場所を離れることになりますね。
どれほど愛していても、離れなくてはならない日が来てしまいます。
友達でいいから、そばにいて、これからも見守れたらいいのに。何かあれば、支えになりたいけれど。貴女が私を必要としなければ、仕方ありません。
乱文ごめんなさい。こんな事誰にも言えないけれど、もう私の中に抑えきれなくて。