最近、自分は間違った選択をしたのかなと思うことがある。
やったことの経緯にはたくさん間違えていることが含まれていた。
でも、全体の判断としては間違えてなかったというか、後悔していない。と思っている。
後悔していないなら、間違えるとか間違えないって何だって思うけど、それはまた別の時に考えたい。
後悔してたら、おそらく今はない。
あのとき、あのまま焦燥感に任せて無理をしていても、おそらく、心がなくなるどころか体がなくなっていたと思う。
周りの人に対して悪いことをしたし、自分自身のことも裏切るようなことをした。
本当にこれはこれで、十字架を背負って生きていくような気持ち。過去の行いがついて回るような。
あの時の私は本当におかしかったと自分でも思う。
周囲の環境に、人間に、本当に申し訳なかった。本当にごめんなさい。
またそんなふうになった時のために、今の気持ちを書いておきたい。
家族や友人知人には、私がどんな気持ちか、どんなことがどれだけ苦しいか、どういう状態かなんてわからないものだ。
あの時はわかって欲しくて、どうにかしたくて縋るような気持ちもあったけど、誰も他人の気持ちなどわかる由はない。当たり前のことだ。
わかるとしたら、それは精神のプロだけ。
何も判断できない状態になっても、頼るべきなのは精神科医とカウンセラーだけ。
身内でも仲が良くても、彼らは専門家ではないので適切に対応してくれるわけはない。
私は誰かの前では普通のように振る舞える(本当に普通に見えてるかはわからない)から、本当にただ怠けてるように見えていたと思うし、そんな部分がひとかけらも無かったかと言われるとわからないが、死を選ぶべきだと思えるほど辛かったのは事実だ。
どうだから大丈夫だとか、こうだから鬱じゃないとか言われたけど、大丈夫かどうかって私が決めることじゃないのかな、鬱かどうかって医者が判断する事じゃないのかな。と、今ならわかる。
本当に、助けてくれると思える人が一人もいなかった気がする。
誰かが助けてくれるなんてこと、あるわけないんだ。それ自体お門違いだった。
もう、誰も信用できなくて、本当は信頼して相談すべき先生に何も言えなくて、私は、ほんとうに、何をしてたんだろうか…申し訳ない。
でも、やっぱり甘えてたんだろうな、できないから死にたいみたいな、何もしたくないみたいな甘えた状態だったんだろうな。他人に迷惑かけて、わがまま言って、頑張らないで努力しないで逃げてばっかで。
本当にごめんなさい。私の存在を否定したらまた同じことと思うけれど、私のような人間が居てはいけないと思うレベルで、申し訳なかった。
でも、自分のダメなところも受け止めて、次に進んで生きていかなきゃいけないと、今は思える。
失敗しても、またやり直すしかない。
過去には戻れない。
間違えていたかどうかについて気になるのは、もしかすると、今がより良くなっていたかもと思うからだ。同世代の人たちと比べて、自分が収入や能力や地位の面で劣っているから、劣等感を感じて、あの時ちゃんと努力してれば、逃げずに向き合ってればって、たらればを想像するのだろう。
間違ってたと思う。私は間違ってた。明らかに。
でも、今更どうしようもないのも事実。
前を向くしかない。