「仕事に行きたくない」は
単にわがままを言っているだけで
「いつ死ぬのだろう」は
死を恐れている私の不安な気持ちです。
いつどこで、私の命は尽きるのか…
通勤途中
職場
家
寝ている時
誰かと一緒の時…あるいはひとり
この宛名のないメールで、私はいろいろな人たちから発せられる「かなしみ」「生きづらさ」「死への願望」といった深い感情を目の当たりにしました。
中でも「家族を失った」人たちの喪失感…遣りきれない、行き場を失ったかなしみの中、苦しみもがく日々。
私も家族を失って、それでもなんとか前向きに見えるように生きてきました。
でも、内面はずっと後ろ向きです。
「なんで死んじゃったんだろう」
その問いかけを何百回何千回したかな…
突然亡くなってしまいましたのでね。
病院でも、葬儀までの家で過ごした最後の時間も冷たい手をにぎり何度も何度も、
「目を覚ましてくれ」と願った。
いくら泣いても私の声は届かなかった。
何年経っても現実を受け入れることはできない、わかっているけど、つらい。
納骨しなくてはいけないのかもしれないけれど、できない。
ずっと一緒に居たい。
残された家族は、こういう気持ちになるんですね。
未練かな。
後悔なのかな。
一生続くのかな。
それでもいいけどね。
私は、愛する人の命を失い、
命の尊さを知りました。
生きている今を大切にします。