「同性愛者=生まれてこの方同性しか好きじゃなかった人」って考えてる人多いかもしれないけど、本当にそうだろうか?
私の話をする。
私は少し前までは異性しか好きじゃない、と考えてたけど、最近は同性も好きであると感じている。
これまで異性に性欲を感じていたが、しかし性欲と恋愛感情は別物のような気もする。
同性に対してはあまり体は反応しないが、思わず胸が「キュン」とするような気がする時もある。
筋肉ムキムキの兄ちゃんだったりいわゆる熊系の人だったりも悪くはないが、そういういかにもって感じの人ではなく、もっと素朴で心優しくて、飾らない男性がいいなと感じる。
ある本には、「同性愛者に『なる』ことなどありえない」と書いてあった。それは当事者の人の意見だった。
でもそれも人の意見。
私の意見としては、私自身、「同性愛者に『なる』、目覚める」ことはなくとも、何かのきっかけで同性を好きになることはあるんじゃないかって。だって、「なる」とか「ならない」とか、カテゴライズの話でしかないから。
私は自分がどんな性の人を好きになるのか、よくわかんないから。
そんなに自分自身を型に当てはめるなんてアタシはイヤよ。
LGBTって最近よく言われてるから、影響を受けてしまったのはあるかもしれない。私影響されやすいから。
でも私は「ゲイ」とか「バイ」とかそういうカテゴリーや、その当事者の方々に興味があるんじゃなくて、同性愛、両性愛っていう愛の形そのものに興味があるんだ。
同性を好きになるってどんな感情なのか。私はただそれに興味があるに過ぎない。
それってダメなことかな?
あと、私が同性愛者に「なりたい」ってのは全然ズレてる。憧れてなるもんでもないし、誰かへの憧れを持つことと、同性愛に興味あるっていうのは別物。
なりたくてなったわけじゃない。でも気持ちが変わったんだ。