ちょっと 古い 話題なのですが……
ジブリの『火垂るの墓』って、みなさん 知ってますでしょうか?
🐰
あれ に出てくる 少年は『悪』で、それに対し 彼に イジワルというか、冷たく あたった あの おばちゃんこそ『善』と、一時期 どっかで 議論されまくった…… なんてことがあったそうな。
彼らの言い分は、まとめると こんな感じ。
○戦争で家をなくし、親を失ったとはいえ、親戚の家に お世話になってるというのに、茶碗の1つも洗わないどころか、仕事も探さず、妹と遊んでばかりの彼が 圧倒的に悪い。
○あの おばちゃんが イライラして 少年にあたるのは 当然のこと。しかも、よくよく見れば 彼女が食べてるのも、少年達と おんなじ『具のない ぞうすい』。
○少年が プライドを捨てて、もう少し ガマンさえしていれば、妹が 死ぬことはなかったのではないか。
…などなどの理由から、みなさん つまり、『少年は 悪だ』と言いたい (責めたい) らしい。
……で、ウサギは どう思うか というと。
🐇💭
…自分が 大人となった今、あの おばちゃんの苦労は もちろん理解できる。
それでも やっぱ、少年のほうも だいぶ苦労人とは思うんだよなぁ……
だってさ。
…本当 えらかったし、よくやった と思うから、あの子なりに。
見た人は 分かると思うけどー
あんな 包帯グルグル巻きの お母さんの ご遺体(…?)を 見てさ。
それこそ トラウマで PTSDは 当然の反応と思うけど、でも当時は そんな概念すらなかったんだよね。
そんな つらい中でも、よく ギャン泣きする 妹の世話を、あんな 一生懸命に見て だよ。
(できるかい…?)
さらに、ワラをもすがる思いで 頼った大人(おばちゃん) に、毎日 毎日 イヤミを言われ続けて、それでも『お兄ちゃんなんだから 耐えろ』とか 酷な話だし……
スマホも パソコンも (そもそも、おそらく戦争直後で 建物も 仕事もろくに) ない時代に、いったい どうやって『すぐ 仕事を探せ』というのか……?
『火垂るの墓』。
…あれは、
"もしも 現代っ子が 戦争の世を生きたとしたら どうなるか?"
を 描いた作品でもあるとか ないとか。
(……大人でもキツいと思うよ。)
そして、監督さんは 何かのアニメ雑誌で、こんなようなことを言ったらしい。
『私が 心配しているのは、皆が あの少年を責めるような 世がくることだ』
………もう、ほぼ なりかけてる気も するんだけどね。
(てか、なってるか、もう。)
🐇
戦争が一番 悪い。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
ななしさん
「せつこ、それはドロップ(さくま)やない、おはじきや」
印象的なセリフは数多くありますが、一番浮かぶのはやっぱこれでした。この映画はかなり遠い記憶なのに覚えてます。
大人になった今は、この映画が放送された日は家族でトラブルになるぐらいなので。ある意味戦争の火種です。本当に見ようとしたら周りが暴れだすので。だから観れません。昔は反対振りきって見ましたが、そんな根性はもうないです。本当に事件になりそうな反応するので。
何でか理解できませんでしたが、今は分かりますが。感情を揺さぶる作品って現実の社会も変える力がありますね。
当時は平気で見ていたのに、胸が苦しくなる映画です。今は他国では戦争。日本では平和なのに他人同士で生きる戦争(競争)です。そのように思います。
子供の頃はせいたは悪くないように見えますが、今見たらやっぱ違う風に見えるのかな。大人になると深いメッセージのように観るから娯楽にならない部分がありますね。
きっと直視できない。子供の頃に意味を理解する頭はなかったと思いますが、アニメは娯楽だったのに、いつしか教育ものです。スタジオジブリも今じゃ元気がないような。ハウルを劇場で観て、その後の作品は見てない。この時代に映画でヒットって聞かない。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項