暫くの間さよならだ
眠っていてくれ、僕の弱さよ
怖い事を怖いと言えなくて
嫌な事を嫌と言えなくて
自分には向いていないって何度もシュミレイションして、何度も投げ出したくなった
それでも君を切り捨てなければいけないのは、守らなくちゃいけないからなんだよ
僕はもう自分の指に掛かったものを落としたくない
自分に一片でも希望を見出した何かを見捨てたくない
ありのままで、なんて人は言うけど、今が限界なんて信じたくない
ありのままでは生きていけないなら、ありのままで生きていかなければいい
僕は強くなる
強くあるんだ
強くあらなきゃ駄目なんだ
だからさよならだ
いつか僕が死ぬとき、いつか僕が全てを諦めるとき、また会えるさ
おやすみ、僕の弱さ
さよなら