ずっと、ひとりのことを大切に思っています。
たった4年だったのだけど。
離れてから半年ほどたってもまだ自分のなかで
相手を大切に思う気持ちが強くて、悶々として、
さすがにもう新しく聞いてもらうこともないから友達にも話せず、
でも気持ちは苦しいままで、
この気持ちはどこにやったらいいのかなと思っていました。
前に進まなきゃとか、いい加減気持ちの整理をつけようとか
散々さんざん考えて、
それでも他の誰にも目を向けられませんでした。
1年半経ったいまも、まだ大切に思ったままです。
表面にある、思い出す回数とか日常生活で結びつける回数は減っていくけれど、
心の奥のほうにある、
その人への気持ちの密度のようなもの、は
ずっと変わらないままです。
でも、それでもいいのかなと思えるようになりました。
もちろん今でも、新しく誰かに目を向けたい、
辛いことから逃げ出したいと思うことはあるけど、
でもいまの私はけっこう幸せなんじゃないか、と思う。
こんなふうに、誰かに対してずっと気持ちの密度が変わらないまま、大切に思えるってなかなか難しい、たぶん。
相手が私をけちょんけちょんに言っているとしても、
嫌われるどころかもう思い出すことさえなくても、
私はその人のことが大切なんだから、それでいいじゃないか。って、思います。
そう思えた時点で、自分の中のいろいろなものに
勝てた気がして、
なーんだ、私幸せだったじゃん。と思えました。
といっても、やっぱりまだスッキリはしないけれど、
その人のことを大切に思ったまま、が一生続いたとしても、
それを幸せだと思って、生きていきたいなと思います。
何年後かに読み返して、懐かしいな、恥ずかしいな、でも一生懸命だったなって思えたら最高です。
みっともないことばかりの小瓶を拾ってくれて、
どうもありがとう。
感謝です。