今日歩いてたらバイクに轢かれそうになった。
そろそろダメかもしれない。
瞬間、
「これで死ねる」
って思った自分がいた。
夜だったからバイクのライトが眩しくて、キキィーってバイクのブレーキ音がして、同時に「死ぬ」っていう事を望んでた。無意識に。
バイクを運転してた人はすみませんって謝ってまた道を走っていった。
残された私は急な出来事への驚きと無意識に死を望んでた事への自覚と死ねなかった哀しさでグチャグチャになった。
気づいたら涙が出てて、けどその涙が驚きの涙なのか死ねなかった事への涙なのか分からなかった。だけどその涙は止まらなくて残りの道を人通りの少ないところを選んで泣きながら帰った。
ダメかもしれない。
たしかに死にたいし消えたいって何度も願ってきたけど無意識に感じるなんて。
ななしさん
…無意識に感じてるなんて、というのは、それでもどこかで生きたいと、感じてなくもないからか?
他人事だから、事情とか、背景はわからないけども死ねなくてよかったよ。
死にたい気持ちがあったんだろうけど、
俺はよかったと思う。
…かくいう自分も死にたかったりしたんだけどね。
轢かれてグチャグチャになるよりは、本当にマシさ。
慰めのような言葉なんていらないかも知れないけれど、生きてる限り大丈夫だよ。
ダメな部分があったとしてもね。まだ、生きているんなら、何かできなくても大丈夫だよ。
いつか大丈夫な時が来るかも知れないなら、いつか何かいろんなことを、心の中で少しずつでも整頓することができる日が来るなら、その方が俺はいいと思う。
今思うと、ではあるんだけど、死ぬのが少し悔しくなった。
今ももちろん、死んでいいやって気持ちもあるけど、死にたくない気持ちも意外とあるんだ。
そんなこんなで、生きてるからだらだらとまあ生きてる。
主さんは、死ねなかったし、ちょっと悪い言い方になるけれど殺されなかった。
ある意味運がよかったのかも知れないじゃん?
なんか、この文の流れを読んでたらわかると思うし、言われたくないかもしれんけど、あんまり死んで欲しくないんだわ。
結構な事を考えたのかと思うし、悩んだり苦しんだりしたんだと思うけれども、もう一度、考えてみる気はないかな。
別に死にたいのままでも構わなくてさ、それでも、もし、偶然、またこんなことがあったとしたら、その時は主さんのしたいようにすればいいと思うんだけどさ。
また今度、いつか偶然死ぬまでだけでも、生きてみる気は、ほんの少しだけでもないだろうか。
なんでもいいんだけどね、少しだけでもまだあるなら、俺は嬉しい。
だからなんだって話でもあるけど(笑)
これからいい事があるかなんて知らんが、死ななかったのは、よかったと思うよ。