バカだね
追うよ。
違うね、待つよ。
星の巡りを信じているから。
追わずに待つ。
何度も振り払って
朝がきて
8月、3月
誰にも言わない朝の話
あなたへの気持ちはなくなっていた
見ないふりをしてあなたを追った
あなたのいないわたしの中で
目を閉じて再び問うた
あなたが未来に
その部屋に招きたい人は誰ですか
白いテーブルクロスと
白いシャツ
ああ、そこで降参をした。
当たり前の顔して笑ってる
まさかのあの顔がそこにいた.
そしてどこかの川で
わたしたちは欄干に腰掛けて
ぶらぶら座って落とし合っていた
ああ、そこで降参をした。
あなたはなんにもわかっていない
どうして、言葉に騙されるのだろう
恋をしている人は
饒舌なのだろうか?
とりあえずわたしは
うまく話せないから
太古の昔から
目で語るのが精一杯なのに
どうして、それが
わからないんだろう?
どうしてそういうの、わからないんだろう?
おまえはまた、このあと同じ間違えをする。
年末に会おう。
そういうことだ。