天国のあなたへ
久しぶり。今日も僕は生きています。
あの時、僕を人間として扱ってくれてありがとう。
あなたがそうしてくれたお陰で、生きようと決心したから、僕はもう自分から死のうとは思わなくなった。
でも、君を失って少し生きるのは辛くなったのかもしれない。
あの日約束したよね。君はベッドの上だった。君の夢見た、社会的に弱い人が虐げられない世界は、僕一人では実現できそうにも無いけれど、今でも君のその理想を叶えたいと、目につく範囲しか出来ないけれど目についた人は助けるように生きています。
僕にはあの時から変わらず、もう何一つ、必要としたり大切なものがないから、でも唯一大切だと思えた君の理想を、生き方を、僕は叶えたい。
僕が死ぬまでは。