去年の11月終わり頃に
祖母が103歳で亡くなりました。
戦争の空襲を生き延び、5人の子供を育てました。
ここまでだったら苦労しながらも
長生きしたのね…で終わる話ですが
祖母の場合は少し違いました。
人間って年をとってきて、世の中の酸いも甘いも噛み分けて、まるで生き仏のように
なるのかもしれないと思ってました。
自分は足腰たたなくなって
すべてのお世話に人の手を借りなければ
ならない。オムツだってしてる。
のにもかかわらず、
毎日毎日誰それが出来てるだの、
あの子は不倫してるだの
悪口や憎まれ口の言いたい放題。
元気な時から変わらず
老いても尚、口だけは達者でした。
人はいくつになっても変わることなど
ないんだと言うことを身をもって
教えてくれました。
この話から私が言いたいことは
「図太く生きたもんの勝ち」ってこと。
悩みや煩悩は103歳になってもなくならない。だったら好きなように生きたらいい。
今の学校がすべてではない。
今の辛くて死んでまいたいような
気持ちも一生は続かない。
自分を追い詰めないで、
あまり 深く物事を考えないようにして。
なるときにはなるさ程度でいくと
案外、肩の力が抜けた分、物事が
うまく行くように思う。
なんか皮肉だ。
あんなに一生懸命祖母に尽くしてた
母よりも、長生きした強突婆あのほうが
人らしく、楽に生きていたように
見えた。
しかし人間、灰になってしまえば
すべておしまい。
一貫の終わり。
祖母は葬式の時に百歳のお祝いに
もらった総理大臣の表彰状を飾ってあった。
不謹慎ながら笑いがこみ上げた。
安倍さん、うちの婆さんがどんだけ
根性悪だったか知らないで良かったな。
ここに小瓶を流す主さんたちは
読んでいて総じて、優しい人ばかりなんだろう。
でも時には、人のことばかり気にしてないで
自分の為に生きたって、文句言われる
筋合いなんかないさ。
103歳だって強突ババアだったんだから
もっと若い私たちが
悩んだり、迷ったりするのは当たり前だ。
名前のない小瓶
56617通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
うちの父も最悪だった 人の悪口大好きでケンカ大好き 歳を取ってかわらなかったよ 最近 亡くなった。哀れな人生だった。人は苦労して堅実になれる人とそうでない人が居るみたいね あなたもご苦労様でした。頑張らないで頑張って
冬
思うように生きたばあちゃんも身内のあなたにはけちょんけちょんに言われちゃう。あ、それはダメって言ってるんじゃないのよ。だから、誰がどう思おうと、人は思うように生てプラマイゼロなんだなって思って気が楽になったんだよ。
主さん、お疲れ様でした。何からだって得られることはあるね。サンクス。
ななしさん
不謹慎かもしれませんが、いい話が聞けたと思いました
名前のない小瓶
それがいわゆる老害ってやつなんだろうな‥。でも灰になったら全て終わり、その通りだ。不法地帯、我儘好き勝手に生きられる世界に憧れる。
ななしさん
性悪ほど不満を他にぶつけて溜め込まないから長生きするのだ
ストレスは毒
うちの婆ちゃんも当分死ななそう
自閉症スペクトラム障害
そうだね、私もわがままいっぱいに生きてみたいね。だけどそれをやってしまうと、そうでなくてもおかしな世の中がさらにおかしくなってしまうので、私は耐えていこうと思っています。
そして定年を迎えて、あなたのおばあさんのような年齢になったらわがままに振る舞おうと思っていますよ。
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