母親と話すと、三日は気分が落ち込む。
母方の祖母と話しても気分が悪い。
どうも、似たような人たちらしい。
母は、私が「死にたいぐらい辛い」と言ったら、「世の中には生きたくても生きられない人がいるんだから」と言う。
祖母は、私に「〇〇習いなさいよ。あなた上手いから」
私「いや、今は精神的にしんどいし…」
祖母「なんでよ、上手いのに。あ、〇〇さんに相談したらいいよ!習い始めたら絶対連絡してよ!」と全く会話にならない。
少し前はまともに受けてしんどかったけど、今は悟ったような、「あぁ、あの人達と話すと、私に毒が回るんだな。私にとって毒なんだな」と思えるようになった。
着信拒否もしたけれど、まだ完全に望みを捨てきれていないのがしんどい。死にたいとは思わなくなったけど、それでも気分は重くなる。
私の性格も価値観も分かってくれない、分かったふりして、最もらしい事を言うあの人達なんて、私の人生にはいらない。
名前のない小瓶
57820通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
きっとさ、貴女が死を口にするのが恐ろしくてたまらないんだよ、親は。
貴女が死んでしまうかもしれない可能性を考えること自体が恐ろしくて仕方ないんだよ。
だから手っ取り早く「解決」して、「早くなかったことにしたい」という気持ちに流されてしまうんだと思う。無意識にね。
貴女は自分の苦しんでいる気持ちを、そうやって「なかったこと」にしようとしている親達の気持ちを敏感に察知して、傷ついてきたんだろうね。
親はさ、貴女を失いたくないんだよ。
それは間違いなく愛だと思う。
でも、その突き放したような物言いで貴女が絶望していることには気づけないくらい、鈍感なんだよ。
あるいは薄々気づいていても、正面から貴女の死生観に向き合えるほど精神的に強くないのかもね。近視眼的な「怖い、見たくない」が先に立ってしまうくらいに。
「もう、親はいらない。期待しない。」
それでいいと思う。
親の人間力では、もうそれが精一杯で、それ以上は貴女に与えてあげられないんだよ。
手のない親に、友達と同じ手作り人形を強請るのが酷であるのと同じだよ。
目の見えない親に、顔の喧嘩の跡を見て「どうしたの!?」と駆け寄ってもらうのが不可能なのと同じだよ。
ななしさん
あなたの辛さを、意見を言う前に一度、受け止めて欲しかっただけなんですよね。
決め付けられることがとっても苦しかったのが伝わります。
それでは、お母様の目線と、お祖母様の目線で見てみてください。
あなたから期待された答えが透けて見える訳では無いので、自分の思った事、感じた事しか伝える事が出来ませんよね。
それが、あなたからすると、答えて欲しい理想の答えと違ってしまい、怒りがわいていませんか。
わかったふりをしている、は、あなたの頭の中の決めつけではありせんか?
頭の中の妄想であり、現実ではありません。
相手にこうすべき、こんな回答を待ってるからこう言うべき、と思っていませんか。
人は同じ出来事でも解釈によって良い風にも悪い風にも変わります。
お母様はあなたに生きてほしいからこそ生きたくても生きれない人がいる、と言ったのかもしれないし、
お祖母様は気分転換に習い事をして没頭すれば、あなたの気持ちがそっちにフォーカスするから元気が出るかもしれない、だから精神的に辛いときは何か他の事をして、生きていてほしいと願っているのかもしれない、
そして上手と褒める事であなたに喜んでほしい、元気になってほしい、と思っているのかもしれない。
どっちにしても、あなたへの愛から来る言葉ではないでしょうか。
でも、あなたからすると表現が下手くそで伝わらずに、こんなに悩んでいるのに誰も理解して貰えない、となっていませんか。
皆さん、相手の立場に自分を置き換えて考えてみると、相手を理解しようとすると、見えてくると思います。
頭の中はみえません。
でも、相手はきっとこう思っているだろう、相手とは分かり合えない、は決めつけであり、真実ではない。
相手を一度理解しようとしてみて下さい。
そうすると、あなたを理解しようとする人が絶対に現れます。
私も母とは全く会話が噛み合いません。
ですが、相手へのこう言って欲しい、こう行動して欲しいと願う理想を捨て、押し付けを捨て、自分のまるごとを自分で受け入れ、相手をクリアな、決めつけの無い目で見たときに、
母の言葉は母なりの愛情で伝えてるんだと理解しました。
自分へルールや決め付けも外していきました。
こうすべき、ああすべき、を自分にも他人にも当てはめなくなったとき、
今まで感じた事の無いしあわせな気持ちになりました。
自分を一番不幸にしていたのは、周りでも環境でもなく、自分の考え方でした。
あなたはそのままで素晴らしい。
苦しかったり、辛かったり、今まで一生懸命頑張って来ましたね。
もう、自分も人も、責めるのはやめていいんです。
もう、オールオッケーだと、許してください。
あなたがここに居るだけでとっても素晴らしいんです。
自分にOKを出せたら、不思議と周りが何をしていても何を言っても感じていてもOKが出せるようになってきます。
イライラしなくなります。
これは本当に不思議です。
周りは自分だったと気付きます。
誰からも幸せにしてもらわなくて良い、
自分で自分をとっても幸せに出来る力を持っています。
もっと楽に生きて良いです。
辛いなら休んでいいんです。
鬱が入ってるなら鬱が入ってて良いんです。
駄目なことなんて何にもないんです。
がんじがらめにしてきた自分を楽にしてあげて下さい。
産まれてきてくれて、生きていてくれて、本当にありがとう!!
まりちゃん
いや、もう
わかってもらって
(他者の許可ありきで)
歩き出すことをするぞ!
ってことから
足を洗う時期なのかもしれないですよ。
自分を生きる、ため
悪役になってくれてる人が
(もちろん、無自覚)が、ちゃんと
背中を押してくれているじゃないか!
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。