明日がくることに怯え続けていた
いつからかなんてもうはっきり思いだけないけれど、10代にもならない頃だとおもう
よる布団に入って、目を閉じて、「起きたら明日だ、どうしよう、どうしたら」と思う自分に、明日ある良いことを必死に考えていた
明日は友達と遊べるかも、
漫画雑誌の発売日、
学校にいけば友達と会える、
とにかく希望になりそうなことを自分に言い聞かせ続けた
そうやって大きくなって今
もうなにもない
友達はいる、集まりに声をかけてくれる人もいる
そうやって予定いれて楽しみを作ってるけれど
それも憂うつさが強くなってきている
昔好きだったものへの気持ちも薄れてきて
病気になったときに大きな諦めの気持ちがうまれて
夢もなにもないけれど毎日は続き
顔はにこにこしているけど
希望が限界にきている
残りかすさえもなくなったときが
自分の最後なのだろうと
今はその時をまっている