地獄の門
〈地獄の門の銘文〉
原文
我を過ぐれば憂ひの都あり、我を過ぐれば永遠の苦患あり、我を過ぐれば滅亡の民あり義は尊きわが造り主を動かし、聖なる威力、比類なき智慧、第一の愛、我を造れり永遠の物のほか物として我よりさきに造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ
要約
私を過ぎて人は憂いの街(=地獄)に、永遠の悩み(=地獄の尽きない苦患)に、滅びの民(=罪の魂)に行く。
天の正義である父(権威)と子(叡智)と精霊(愛)の力が私を作った。
私より先に永遠なもの(諸天・天使)の他には創られたことがなく、私は永遠に続く者だ。
私をくぐる者は一切の望みを捨てよ。
『パンドラの筺 』
その筺を開けたとき
様々な災難、災いが世に放たれた
しかし、最後に残ったのは
希望
だった。
希望?
希望か・・・
暖かい灯り
今、歩んでいる道程は何処に続くのだろう?
この道は 地獄に続く ハイウェイなのさ
どんな暗い空でも あの雲の上に必ず
輝いてる太陽がある 温かな陽射し
山の向こうにはきっと 眩しい景色があるはず
ねえ
教えてよ?
どうしたら
抜け出せるの?
眼前に或るモノは
パンドラの筺の希望か?
地獄の門か?