「他人の不幸は蜜の味」
ってよく言いますよね?
皆さんは、正直 他人の不幸 は好きですか?
よくテレビでゴシップニュースが流れています。「○○さんが不倫した」「○○さんが暴言を吐いた」「○○さんが賄賂を...」なんかです。
僕は、
「ゴシップニュースは無くならない...こんなものを流して視聴率が取れてるなら、
それはつまりみんな、他人の不幸(堕ちている様とも言えますが)は好きってことなんだろうなぁ」と思ってました。
そして僕自身、他人の不幸は好きです。
だから不幸自慢ってとても素晴らしいものだと思ってました。
寂しい人が自分の不幸を語ったら、同情してもらえ、構って貰えます。
辛い人が自分の不幸を語ったら、慰めてもらえ、アドバイスを貰えるかもしれません。
聞いている側も気分は悪くないものです。
「相手は自分よりも酷い境遇にいる。自分はまだ幸せだなぁ。」なんて思えます。
その気持ちを隠せば「相談に乗ってくれる良い人」という顔も持てます。
「他人の不幸は蜜の味だね」と思いながら。
僕は自分の不幸を笑顔で語り、
他人の不幸を笑顔で聞いてしまいますが。
僕はこんな思考ですから、よく友達に「最近何か困ったこととか辛いこととかあった?」なんて満面の笑みで聞くのですが、
この前友達から
「お前はクズだ」と言われました。
僕はおかしいですか?
一般的な社会の中では
僕は「クズ」なんでしょう。
しかし間違っていますか?
偽善のない本心は、他人の不幸を望んではいないのですか? 僕が狂ってるだけですか?
どうかご返答よろしくお願いします。
名前のない小瓶
67696通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
色んな人がいますからね。
そういう人もいるとは思いますが、必ずしも皆がみんな、他人の不幸が蜜の味なわけではないと思います。
ゴシップが好きなようにみえるのは社会道徳的に腹を立てられている人も混ざっていると思いますし。そのリアクションの全てがそう見えるのでしたら偏った価値観で見ている側の問題だと思います。
少なくとも私の場合ここで返信をしている理由は、偽善とか悪とか大層な事ではなく、暇と人の悩みというものを理解してみたいと思ったからです。似ているといえばそうかもしれませんが。
少し思いましたのが、人の善意や動機に理由を求め過ぎではないでしょうか? ご自分がそうだから他人もそうに違いないというゼロイチの二極論で成り立つほど人は単純ではないと思いますよ。
つばさづき
私の興味の範囲がかなり狭いので、どうでもいいと思っています。関心がないというか。
興味持つ持たないは個人差がかなり違うと思うので私は小瓶主さんを狂っているとは全く思わないですよ。
ななしさん
ぶっ飛んだ意見かもしれませんが
個人的には
この世に『不幸』はないと思ってます。
世間一般で『不幸』と呼ばれる人達は、大きな試練を選んで生まれてきた、すごく勇敢な魂の人と私は認識してます。
だからって他人事ではないし、凄惨な事件等は見聞きしてしんどい時もあります。
個人レベルの小さな幸不幸は
『そういう時期なんだね』と思うだけで、良いとも悪いとも感じません。
空を流れる雲を見てる感じ。
私は、あなたの事
クズとも、狂ってるとも思いません。
そういうのはただの好みだと思います。
甘い物が好きな人もいれば、しょっぱいのが好きな人、酸っぱいのが好きな人、苦いのが好きな人、辛いのが好きな人もいる。
その程度の違いなんじゃないかなと、私は感じました。
私は『かっこ悪い所を隠さずそのまま見せてる人』に出会うと、なんかうれしくて、フフッて笑ってしまいます
名前のない小瓶
人によるかなぁ,,,。
普通の人の不幸は可哀想だけど、
大嫌いな人間の不幸は極上の蜜の味かなぁ。
世に言う「ざまぁみろ」ってやつですね。
ななしさん
私の場合、楽しむというよりは呆れですね。
芸能人の不倫を見ると「顔が知られているのに、何やってるんだか…」と呆れます。楽しくはないです。
主さんは笑顔で聞いて回っているのが一番良くないですよね。
自分で書いてるじゃないですか。「『自分はこいつより幸せだなあ』という気持ちを隠せば、相談に乗る良い人という顔が持てる」と。
黒い気持ちは隠さないとダメなんですよ。あからさまにニコニコしちゃダメです。
見下す気持ち、優越感自体を否定はしませんが、それを表に出して「あなたの不幸話を聞くの楽しい!」と表現してしまい、相手を不快にさせることはいけません。
それとゴシップ記事については「皆が喜ぶから掲載してるんだろう」というだけではありません。
もちろんそういう人もいるんですけど、あれはマスコミ側と芸能事務所の戦略なんです。
マスコミが芸能人を話題にするには、パターンがあります。
「デビュー当時」
「黄金期(売れっ子時代)」
「暗黒期(スキャンダル・落ち目・スランプ・容姿の劣化などのマイナス報道)」
「復活期(謹慎や自粛からの活動再開、暗黒期のお涙ちょうだいエピソード披露)」
ほとんどの芸能人が、この4段階のメディア露出を経験しています。
この4段階の報道により、芸能人はほどほどに飽きられず、世間から忘れられることもないようになっている。マスコミもその度に売上をとれるわけです。
あと、スキャンダルは「毎日この話題!もういいよ飽きた!」と視聴者にうんざりさせ、スキャンダルとなった不祥事そのものの印象を薄くさせる効果もありますね。
れっきとしたビジネスなんです。「蜜の味」という野次馬根性だけでやってるだけじゃないんですよ。
ななしさん
正直どうでもいい。
他人の不幸や悪事の話よりアニメやドラマ見てた方が楽しいし、
愚痴悪口陰口噂話恋愛話よりゲームしてた方が楽しい。
自分の嫌いなやつの悪口でもそれで盛り上がりたいとは思わない。
うまい食べ物の話の方が楽しい。
感覚が小学生くらいから止まってる気がするけど、まあそれでいいと思ってる。
でも他人の不幸や噂が好きな人は多いし、好きな方が生きやすそうだとは思う。
その友達にとってはクズなんだろうけど。
一般的な人間の一人だと思うよ。
ななしさん
新聞がこの世に登場したとき、それを求める大衆の関心は決まって殺人事件やゴシップ。米英でもそうだし、日本の瓦版もだいたいそんな内容もんだった訳でね。
他人の不幸に関心を持つのは人間の本性かもしれない。
だけどね、本当はみんなの幸せを願える心を持てた方が豊かなのではないかなと思うんだよね。
いいものをみんなに届けたいという思いで社会は回っているべきで、誰かの不幸を目的に動く組織ってのは詐欺集団とかそんな連中な訳じゃん。
本当に他人の不幸を願ってやまない、他人の不幸で飯が食いたいならそういう特殊詐欺の会社に入ればいいんじゃないのかな。んで摘発されてまた誰かの蜜の味に自分がなるというオチでね。
でもそんなことは望まないでしょ?
だからあなたは本当はクズではないんですよ。
少しでもみんなが幸せになれるように、不幸な心が少しでも安らぐように、このサイトがあるものと信じています。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。