私は、小学生のころに両親が離婚して、引越し先でいじめられました。いじめと言っても陰湿なものではなく、無視や悪口程度のものでしたが、それが辛くて学校へ行くのが嫌になりました。それを親に相談しましたが、当時は精神的にも金銭的にも余裕がなく、私の悩みは「私の歩み寄りが足りない」と片付けられました。
そして親の都合でまた地元に戻ったのですが、地元では腫れ物のように扱われ、友達だった子達とは距離を置かれました。それを親に相談することが出来ませんでした。当時は親の仕事が大変そうで、何も言えず「平気だ」と嘘を吐くことが常になっていました。
中学に上がる頃には、すっかり嘘にも慣れていたのですが、勉強が難しくなってうまくいかなくなったこと、幼馴染から理不尽な怒りを向けられ交友関係が崩れかけていたところで休みがちな私を無理矢理学校に行かせようとした母に耐え切れなくなって、私は訳も分からず自分の感情を吐き出しました。その時初めて、自分の本心をさらけ出したような気がします。
それから、中学から高校生に上がるまで引きこもり生活をしていました。ネットに依存し、そこで友達を作り何とか外との交友を持っていましたが、それも高校生に上がると同時に破綻しました。それでも、色々ありながらも高校は一年留年して何とか通信制の学校へと編入して、大学生になりました。
新しい友達が出来て、趣味も出来て、楽しい日々を送っていたと思います。
でも、今でも親が時々引きこもっていた頃の私の話を蒸し返したり、都合の悪い事を押し付けられると、感情の制御が効かなくなり、言葉で追い詰めてしまう事があります。元々、親はアダルト・チルドレンだったので、私が少しでも強気な意見を言えば「ごめんなさい」「私が死ねばいいって事なんでしょ」とヒステリックになってしまい、逆に私が追い詰められ死にたいと零せば「じゃあ、もう一緒に死のうか」と言われました。本当に親が、家族が、そして自分が死んでしまうのではないかと思うと、私はいつも恐怖を感じます。親に振り回されなければいい、そんなの無視をすればいいと言うのは簡単ですが、やはり血の繋がりがあり、自分を育ててくれた親を、憎いと言う一言で片付けることは出来ません。けれど、やっぱり愛してもいません。
そして、こう言った経緯があり、私は人間不信で自己肯定感が低く、今でも自傷行為がやめられません。リストカットなどはしませんが、首を絞めたり、死ねばいい、死んでもいいと自分を追い詰めると安心します。なぜ安堵感を覚えるのか、それは自分でも分かりません。無性に、ただ自分という存在が波に攫われる砂のように消えてしまたら、という耽美な妄想をします。
誰かに相談したい気持ちはありますが、誰にも言えずもう十年は経ちました。でも、私の気持ちを誰かに、無性に聞いてほしくて。
お目汚し、失礼しました。
名前のない小瓶
68802通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
大丈夫私に全部話して
その恐怖心は消えないよねわかる、私もいじめられとって
修学旅行いけんくなった。
そうゆう人は大人になって後悔するから私たちは人生の勝ち組‼️そうゆう人は地獄に落ちるよ!可哀想な人だねwww
君は一人じゃない私がいるまた相談してね
タメ口でごめんなさい
長文失礼しました。
紙の神
一言しかありません。
ご立派です。
他人を傷つけてない時点で
貴方の人生は称賛に値します。
親御さんを傷つけているみたいに
書かれていますが
親なんて傷つけてナンボです。
生んだ責任と義務がある以上、
義務を果たしてない時点で
何をされても当然です。
peridot
その気持ち、よくわかります。
でも、私にはどう返せばいいかわかりません。
共感しかできませんが、あなたの気持ちをわかってくれる人もいることしか伝えられません。
こんなことしか書けない私をどうかお許しください。
ななしさん
きっと、すでに精神科も通っていらっしゃるかもしれません。そういうときって、お医者様によっては意外とさらっと、見捨てたこと言うものですよね。
だから、余計外の世界が信じられなくなるしその感覚すら分からなくなっていく。
名前のない小瓶
親は親の人生。あなたはあなたの人生を生きましょう。
できる範囲で助けてあげればいいんです。
自分を限界まで削って背負う必要はありません。
そして、それは冷たい事ではありません。
人の立場に立って物を考えられない人は、冷たいとか言うかもしれませんがほっときましょう。
人の目など気にする必要はありません。
ななしさん
何の助けにもならない返事かもしれませんがよろしければ読んでくださいね。
私も自分がアダルトチルドレンだと思うことがあります。
一緒に住んでいた祖父母がかなり過干渉で、子供の時から辛かったです。
母は祖父母との関係が子供から見て辛そうでした。学校ではいじめられるタイプで、毎日学校に通うのがしんどい時もありましたが、家の大人にいえるような環境ではありませんでした。
私は、引きこもりにもなりましたし、自傷かやめられなかった時期もありました。
これではダメだと思って、カウンセリングに通いました。
何度もいく場所を変え、いつも長くは続きませんでしたが、それでもよかったと思うのが、一時的であれ家族以外に自分の苦しさを打ち明けることができたことだと思います。
仕事もちょくちょくやめたり変えたりしていますが、いい出会いもありました。すごく大事なことをおしえてくれた忘れられない方もいます。
私はまだ「他人とのもうちょっと深い付き合い」ができていません。
でもね、ここ数年でなんとなく人付き合いを楽しむコツが解ってきたかんじがするんです。
他人に頼ってみるって、すごく勇気が要りますよね。練習しないとなかなかできないことなのかもしれないと思うのです。自分にとって程よい距離も、最初はわかりませんでした。
あなたは、学校での事や家のことをひとりで抱え込んでいたのかもしれませんよ。
家族に頼れないのなら、もっと他の誰かに頼ってみても良いのではと思いました。
誰かに頼ってみてもなんとかならないこともあるし、失敗だと思うことも、傷つく事もあると思います。
でも、それは練習中だからなのだと自分に言い聞かせています。
以外と世の中は自分のブサイクな所とか、ダメだと思うところを見せてしまっても、温かく見てくれる人もいると私は思いました。そう思うだけで、私はちょっと気持ちが楽になるんです。
長文になりましたが、読んでくださってありがとうございました。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。