人間関係は誰しも選び選ばれです。
「愛してくれる人」という言葉が、まるで選ばれる側みたいな感じですが、あなたは選ばれる側であると同時に、選ぶ側でもあるんですよ。
誰でもいいなんてあり得ませんしね。「こんな奴は絶対に嫌だ」から「良い人だとは思うけど、どうもピンと来ない…」まで、「受け入れられない人」というのは誰にでもあるはずです。
だから愛してくれる人ではなく、愛し愛される人を探しましょう。
その為には、たくさんの人に会い、自分にとって愛せる人がいたらたくさん愛することです。
まずは自分から選ぶこと。
小瓶にあるように、「障害者だから」というだけで敬遠されてしまうことがあるかもしれない。
また発達障害自体には偏見がない人と会えても、障害のせいでうまく愛せず、何かの言動や行為で嫌われてしまうこともあるかもしれない。
でも、友愛でも恋愛でも、自分なりに相手を思いやりながら愛したこと、それに対する相手からの反応をもらったことによって、学ぶものはきっとたくさんあるはずです。
特にあなたの場合、「普通にしているだけで周りを不快にさせるような人は嫌だよね」とあるので、おそらく空気を読むとか、共感とか、言葉を選ぶとかの力が著しく低いのだと推察します。
そういうタイプは、とにかく経験を積むことが大切です。「何をしたら怒られたか」「何を言ったら孤立したか」のデータを集め、「大抵の人にとって◯◯は不快であるらしいから止めよう」という仮説を立てながら、自分なりの接し方のパターンやテンプレを作っていく。地道で成果が見えにくいかもしれないけど、それが一番確実で誠実なやり方だと思います。
そうして自分なりに組み立てたコミュニケーションで、誰かが笑ってくれたり、話しかけてくれたりしたら、すごく自信になるでしょう。