ななしさん
簡単に忘れたり、できる訳もないのです。
お母さんの言いようは大変間違っているし、容認できないほど酷いものです。
私は5歳で、見知らぬ人間からの性暴力被害に遭いました。
やっとそれが普通の記憶のレベルにまで風化したのは、大人になり、被害を信用できる相手に語れるようになってからです。
最初は、短い箇条書きにして見てもらいました。
それを書いてみて、被害そのものよりももっとショックだったのは、私が悪いことをしたのだという誤解を、母に解いてもらえなかったことだったとも気が付きました。
こういう出来事の後の母親の態度一つで、娘は救われもすれば、取り返しようもないほど傷を広げられもするのです。
だから私は、可哀想なのはむしろ、あなたのお母さんの方だと思います。
自己防衛と責任逃れのために、傷ついた娘を更に手酷く傷つけ、それで娘の信用を決定的に失うかもしれないことに、気づきもしないのですから。
あなたの傷が癒えるには、まだ、とても長い時間が必要かもしれません。
カウンセリングなどの治療は、受けていらっしゃいますか?
蛇足かもしれませんが…
最近の、性暴力被害をなくそうという、女性たちの運動はご存知でしょうか。
よかったら、フラワーデモという言葉を検索してみて下さい。
どんな道を辿るにしても、あなたの痛みが和らぎ、自分自身を取り戻し、安心と幸せを感じられるようになる日が来ることを心から信じ、祈っています。