皆さん、生きることに力み過ぎてはいませんか?
力み過ぎているから、苦しくなるのですよ。
ときには、生きることそれ自体を手抜きする勇気や度量も必要ですよ。
たとえば、休めない仕事があっても、どうしても鬱っぽかったら、ODなんてしないで、有給休暇を申請して休ませてもらうとかね。
うちの職場はブラックだ、ブラックだ、と、義務を果たしてから発言する人が多いけど、いっそ、義務を果たす前にサボタージュする勇気を持ちたいところです。昔の人は、労働紛争中は、よく仕事を怠けたり、かったるいとさぼっていたらしいです。今の人は、本当にみんな一生懸命。なのに、誰もぼくをわたしを認めてくれないと、こころの中でくすぶらせている人ばかりです。くすぶらせるぐらいならば、いっそ、仕事をさぼりつつこなして給料泥棒を故意に演じてみることもいいかもしれないですね。成績が悪いと上司に言われたら、「だから何だよ、この馬鹿野郎がよ」と開き直る度胸が欲しい。飲み屋でこそこそ愚痴っても、ちっともこころの足しにはなりませんよ。堂々と上司に口答えをする勇気を持ちましょうよ。すっきりしますよ。
これは、学校も同じです。学業を半分さぼりつつ好きなことばかりしてみましょう。だって、毎日決められた量を勉強するのが苦しくて仕方がないのでしょう?だったら、手抜きをすればいい。ぼくの過去の体験談ですが、英単語帳を寝る前に寝っ転がって2ページだけ読んだらすぐに寝る、というおよそ勉強とは云えないようなことをしても、翌日の単語テストは90点を下回ったことは無かったです。なぜか。憶えてからすぐに寝ると、記憶の定着率が半端ないのです。医学的な根拠もあるようです。ぼくはそれを逆手に取りまんまと手抜き勉強法として昇華させて、とうとう劣等生から文系の学年トップになったのです。
仕事の勉強でも、学校の学業であっても、あなたなりの手抜き勉強法で、成績を維持しつつ、肩の力を抜いて生きてはいかがですか?
要は、経営成績や学業の偏差値をぎりぎりまで維持しつつも、無駄を徹底カットして、楽をして元を取ろうということです。
真面目な人ほど、「何を邪道なこと言ってんだよ!!」と思うかもしれないですが、これが意外と正道かもしれないですよ、これだって、一つの良く生きる知恵です。苦しく馬鹿真面目にやるのが偉いわけではない。結果が出せれば誰も文句は言わないのだから。だったら、うんと楽して結果を出しましょうよ、みなさん!!