高校生の頃、このサイトに出会いました。
小瓶を流して、誰かが拾ってくれて、優しい言葉をかけてくれる。厳しい言葉をかけてくれる人もいる。どんな言葉も私にとっては救いでした。
このサイトで小瓶を流し始めた頃の私は、それはもう心が荒れていて、悩みを詰めた小瓶をいくつも流してはそんな言葉を待ってました。帰ってきた言葉を読んでは泣いて泣いて、まだ生きようと思えました。私の唯一の居場所でした。
たくさんの人がくれた言葉は本当に大切で、大切なものって人間、何年経っても覚えてるもので、今でもここに来ては「あの小瓶にくれたあの言葉を見たいな」って読み返したり。
『幸せになっていいんだよ』『あなたは強い』『大丈夫』『私はあなたの味方です』とか。他にもいっぱいあるけど一つ一つがどんなに心強かったか。どんなに支えられたか。あの言葉をくれた皆さんはお元気なのでしょうか。幸せなのでしょうか。
まだ、昔流した小瓶に言葉が届きます。何年か経ってる物にも届きます。また多くの人が私の支えになってくれています。それが本当に嬉しくて久しぶりに小瓶を流す事にしました。
最初の小瓶からどれくらい経ったかな。気づいたら成人して1年が経っていました。私は昔よりは幸せになっていると思います。自傷もやめることが出来ました。大事な友だちも出来ました。家族との問題は、まだ解決出来てないけれど、殴られたり蹴られたりは無くなりました。ここ以外に、私の居場所が増えました。本当に、本当に、私を生かしてくれた皆さん、ありがとうございました。昔と違って生きてて良かったと思えています。まだ、ここにはお世話になることもあると思うけど、このサイトがあってくれたお陰で私は救われています。
宛名のないメールの管理人
冬
