ちょー美人! 小顔! 可愛い! 高校生!?
なんて、思いながら声をかけたその人は、美人で俺より年上で男のヒトだった。
スゲー美人な男のヒトって現実にいるんだなぁって思って、驚いた。
うつ病を患っていると聞いてから、必死に話しかけた。超コミュ障なのに。
話し相手がいたら多少は楽になるかなって。
偽善も良いところだよな。 はいはい、分かってます。
だから、相談して 力になるよ なんて、言葉は無責任だから言わなかった。
責任なんて取れないでしょ誰も。
取る気で誰も言ってないでしょ。
軽い気持ちで言ってるでしょ。
それがどれだけ相手を傷つけるのか、俺もよくわかってるから。
その代わり、彼が俺を信頼して、話してくれるまで待った。
話してくれたら、一緒に乗り越える方法を考えようって。
でも、彼は自殺した
俺のシフトが変わって、会えない日が続いていくうちに。
まぁ、結局
死の前では何もかもがただの言い訳なんだ。
この日だけはシフトを変えないでくれ。
あの人は元気か。
いくらでも言えたのに。
俺が彼を殺したんだ
俺が彼にその判断をさせたんだ
ななしさん
私の友達も自殺しました。
もう2年たちます。
友達が死ぬ数日前、自転車に乗ってるところを見ました。でもなんだか疲れた顔をしていたし恥ずかしくて声をかけませんでした。
未だに後悔しています。一週間に一度は友達のことを思い出して涙を流します。
私が殺したのか
どうして声をかけなかったのか
声をかけてたら何か変わってたのか
あいつは苦しんで死んだのに私は笑ってもいいのか
そんな考えが頭の中を行ったり来たりします。
もういっそ死んでしまいたくなるときだってあります。
でも残された私たちはあいつの分まで生きていくしかないんです。罪悪感を感じながら。
彼のことを忘れない。
それが贖罪になるのではないでしょうか。
乱文・乱筆失礼致しました。
お互い頑張りましょう。