私は家庭は四人家族で両親、兄、私なのですが、私の父親は単身赴任中で1年中家に居ません。
小学校低学年の頃くらいまでは、母は優しく温厚で、とても大好きで自慢の母でした。その頃は父も国内単身で家にいることが多かったからです。
母が変わったのは父が海外赴任してからです。
私が何か悪いことをしても優しく諭してくれたり、時に厳しく叱ってくれたりしていたのですが、突然手をあげられるようになりました。
少しでも母の意志にそわない行動を取れば殴る、蹴るは当たり前です。
中学生になり、思春期になると母とぶつかることも多くなってしまいました。母は体格はいい方です。ケンカをしても勝てません。
それでも、私が悪いことをしなければいいのだと思っていました。ですがケンカするのが減ると何故か母から叱責を受けるようになりました。ソファに座っていただけなのに、「お前なんか産まなければよかった」「早く死ね」「お兄ちゃんだけで良かった」「お兄ちゃんが欲しいと言わなければお前なんか産んでない」と言われました。私はあの優しい母が、と信じられませんでした。
私は心臓の持病があり、薬や定期検診代、幼い頃は入院代など多くのお金を両親に使ってもらってきました。何と言われようと感謝の気持ちはあります。しかし、小さい頃からそう思われていたと思うと、優しかったのは何だったのか、私は望まれて産まれたわけじゃなかったのかと色々考えてしまいました。
自分で言うと自慢と思われても仕方ありませんが、私は母に認められたくて精一杯生きてきました。県内でも難しいと言われている中学校に入れと言われたので小学校でほぼ最下位だった成績をオール100点が取れ、中学校に合格するくらいには必死に勉強しましたし、家事をやれと言われれば洗濯掃除初め、料理もからきしだったのに冷蔵庫の中を見て即興でレシピが浮かんでくるくらいには出来るようになりました。
しかし、死ねと、お前は要らないと、そう言われてしまうと、今までのは何だったのか、全部無駄だったのかと思うともうどうしていいか分かりません。今も母と兄はリビングで楽しそうにしています。私は上の階の端の納戸が自分の部屋です。ごはんはここで一人で食べます。羨ましい。兄が羨ましい。なんで、どうして、何が違うんでしょうか。
こんなこと、父にも言えません。母は父が帰ってくると暴力は振りません。暴言もはいてきません。言っても信じて貰えないかもしれない上にバレたらと思うととても言えません。
父からスマホも与えられていますし、食べるものには苦労していません。贅沢な悩みと言われるとそうかもしれません。
けれど、どうしようも無く辛いんです。死ぬ勇気はありません。意気地無しなんです。
児童相談所に行こうとも考えたこともあります。けれど、優しかった母がちらついてどうしても離れたくなくなってしまいます。それに、機嫌がいい時は凄くいいんです。おやつを買ってくれたりもします。
いっそ、嫌いに慣れれば楽なのにと思ってしまいます。そんなことを考える自分が嫌いです。
オチのない話ですみません。誰かに話したかったんです。久しぶりに涙がいっぱい出ました。泣いたらなんかすっきりしました。明日からも、頑張りたいと思います。
長文失礼しました。