昨日父が亡くなりました。
ずっと長い間病気ばかりの人生で制約も多かったため、辛いことが多かったと思います。
だからやっと苦しみから解き放たれたのではないかと思ったりもするのですが、寂しくてたまらないのです。
私はひとりっ子で、両親は随分前に離婚しています。
私はずっと母と暮らしていましたが、父との交流はずっと続いていました。
交流というより密だったかもしれません。
長く入退院や手術を繰り返し、私しか家族がいないためずっと身の回りの世話をしてきました。
お金の管理や役所等の手続きまで。
気難しい人で、父を疎ましく思うこともたくさんありましたし、もう絶縁したい!と思ったことも数知れず。
だけどやっぱりそんなことできなくて、いつも心配とイライラを抱えていました。
だけど亡くなって思うことは、私は父に愛され守られていたのだということ。
その思いが溢れて止まらず、ただただ寂しいです。
父との思い出を語り合う兄弟もいないため、一人で頭の中であれこれ思い出しては涙を流すばかりです。
優しい夫と可愛い子供達がいて幸せなのですが、この喪失感の大きさといったら。
私はダダっ子のようにずっと父に甘えていたのでしょう。
もっともっと父と過ごせば良かった。
体が不自由だった父を連れて出かければ良かった。
美味しいものを食べさせてあげれば良かった。
大好きな大好きなお父さん。
あなたはどこにいってしまったの?
もっと話したいよ。
また声が聞きたい。