休学に留年までしている25の文系大学生の女です。
人生に後悔と不安しかありません。
小さい時から人付き合いが苦手で、場当たり的な付き合いしかできませんでした。
だから、人を避けていたせいで、何もかも踏み出せませんでした。
そもそも、原動力が「怒られたくない」しかないから当たり前の話です。
今、家族以外で連絡を取る人はいません。
小説を書くのが好きですが、文芸部も人付き合いが嫌で逃げるように辞めてしまいました。
頭もそんなに良くありません。
小学生の頃に塾に入れてもらい、内申の低さから公立高校に行けないため私立に入れてもらい、かかったお金分の成果として大学進学を決めました。
罪悪感と怒られたくない気持ちだけで進路を決めるべきではありませんでした。
漠然とした将来像のまま、数学が致命的に出来ないからと文系に行くべきでもありませんでした。
与えられた課題以外の考える力に乏しい私が、流されて流されて生きてきた私が、就職に際して壁に突き当たるのは当然のことでした。
得意なことが思いつきません。
誇れることが思いつきません。
自己PRや長所が全く思いつきません。
目標を達成したことがありません。
私ができることは、他の人にもごくごく普通にできることしかありません。
短所は長所になると聞きましたが、頭がよくない癖に考え込むことはどうあっても長所にはなりません。
怠け者です。
人付き合いを疎かにしているから、コミュニケーション能力もありません。
他者から自分を切り離す能力も低いので、些細なことで傷付きます。
料理は好きですが不器用です。
人の数倍も時間がかかります。
他者の目から見た自分が分かりません。
何が向いているのか分からないし、休学・留年をして、不安障害で精神科にかかった経歴がある以上、ハンデを背負った就職になると理解しています。
自業自得ですが、不安で仕方がありません。
明るくなりたかった。
もっと先を見据えて行動したかった。
今もやるべきだと思ったことを、決断して踏み出せるほど強くなりたかった。
すごくなくてもいいから、普通に、人並みになりたかった。
親に迷惑をかけずに生きたかった。
今も考えているやりたいことを羅列しても、過去への渇望と漠然としたビジョンしか浮かばない自分が情けないです。
奨学金を返す・親の老後の世話をするという目標がなければ、すぐにでも死んでしまいたい。
思い返せば何かをよくしようと努力したことが実ることはありませんでした。
1番印象に残っているのは、やはり数学です。
とっさに数字を処理できず、何をしているのかが説明されても理解できませんでした。
師事した教師の方には「数字ごと赤本を暗記しろ」と言われましたが。
しかし、公式や処理は暗記できても、やはり計算や理解が必要な過程で奇妙なねじれを生じて、得点は常に低かったです。
学生時代、1番力を入れた教科は数学でした。
1番点数に繋がらなかった強化も数学でした。
人に何かを尋ねることがこの上なく苦手です。
この悪癖のせいで、ずっとずっと失敗し続けています。
中学も、高校も、バイト先でも、大学に通う今もです。
窓口に行くことさえ、なけなしの勇気を奮わねば足が向きません。
ゼミの教授も同じですし、同じ生徒は尚更です。
話しかけることに不安を感じます。
言葉が通じないのではないか、言葉選び・話の運び・筋などが変ではないか、イントネーションがおかしくないか、常に自分を疑いながら話すことが苦しくて堪りません。
相手が私のことを変に思っているように常に感じています。
どうすればいいのかは分かっています。
長所がないなら今からでも積み重ねて何かを、例えば資格などを取ればいいんです。
でも、方向性も分からないままで動いてよいのか、馬鹿な頭が不要のはたらきをやめてくれません。
自分から話しかけることを学ばねばならないことも分かっています。
コミュニケーション能力も結局は、私が怠ってきた積み重ねによって伸ばす力です。
それを怠ってきたから今になって苦労しているだけなのです。
今から急いで方向性を決めればいいだけの話です。
不安でも、苦しくても、怖くても、苦労と努力を以ってして、自分の市場価値を高めていくしか道はないんです。
なのに怖くて堪りません。
バイトひとつ決めるにも、言語化も分類もままならないほど大量の不安感と恐怖が襲いかかってきて、目が涙で痛みます。
この不安と恐怖と一生付き合って、歳を重ねてもビクビクしたまま生きていくしかないということが、本当に怖いんです。