2浪して頑張った第一志望の大学に落ちた。
なんとか引っかかってくれた第三志望の大学に今年行くことになった。
心が折れた、というよりもうどうでも良くなった。
自分で選んだ道だ。言い聞かせる度に精神的な何かがすり減っていく気がする。そんな気がするものの、周りからも言われるので止めることが出来ない。
私は今までアルバイトをほとんどしてこなかった。
現役の時は「学業に集中しろ」と親に言われた。
浪人している間は体がもともと強くなかったので、とても両立など出来なかった。大学がどうでも良くなったのは自分で稼ぐ術が一向に得られなかったからかもしれない。親に申し訳ない、という気持ちに耐えられなかった。
大学に受かると友達に言い切った。今は合わせる顔が無い。私が育った土地を家族(丁度親の都合と私の志望する大学と合った)と共に去った。合わせる顔以前に会うことも無いかもしれない。
友達からのLINEの返事もしたくない。
Twitterでは私の第一志望に現役合格した子のツイートが流れてくる。全く知らない子。それを流すこともなく私はいいねを押す。素直に祝福されるべきだという気持ちに、形容しがたい感情が混じる。でもやっぱり「おめでとう」と言いたい。
大学受験の間はこんな出来事があった。
父がいじめに耐えきれなくなって休職した。やめるかどうかで揉めたが結局はやめなかった。でもちょくちょく死を漂わせるような発言をして、私は不安になった。今は安定している。私が進めたゲームにどっぷりハマった。
私はゲームや趣味を絶った。好きなゲームがあっても買わなかった。自分の小遣いも全部食費や参考書に当てた。
ゲームのイベントが発表される度に歯を食いしばって耐えた。
その縛りは2浪目に解放した。2浪目の方がいい結果が出てるので、私に我慢は向いてないと判明した。
好きな事は好きな時にやった方が良い。
好きなアーティストが亡くなったというニュースが流れる。亡くなる前、ライブがあったが大学受験を優先した。それが彼の最後のライブだった。
私を可愛いがってくれた祖父が亡くなった。大学受験が終わったらお祝いをしようと約束していた。結局、私が現役だった頃に亡くなった。
学校の先生からは「一緒に住んでないなら、まあ」と言われた。慰めの言葉は無い。それより友達が劇団の試験に受かったから、お祝いをしようと言われた。私は耐えきれなくなって泣いてしまった。
私はクラスの中で軽く孤立した。お祝いの雰囲気をぶち壊したからだろう。誰からも一歩引かれて対応された。
高校の卒業式は出れなかった。受験だったから。
ストレスで過敏性腸症候群になった。時折、腹が捩れるような腹痛と、痛みのショックで吐いたりする。
汚い話で申し訳ないが便秘と下痢を合わせた感じで出す時が痛い。酷い時は1日に何度もトイレに行き、半泣きになりながら出した。腸液が皮膚を溶かすのか、擦る度に凄まじい痛みがあった。最近はマシになってきた。
2浪目の夏。休みを取ったのでバイトをした。
結果、途中で胃腸炎を発症して早退した。三日三晩寝ることや、飲むこと、食べることも辛かった。
脱水症状が怖いので震える足で経口補水液を買いに行った。5分おきにスプーン一杯飲む。それでも喉から変な音がした。足の痙攣が止まらず、一睡も出来なかった。命の危機を感じて病院に行き、点滴を打って貰ったら楽になった。
私は今まで胃腸炎にかかったことはない。だから割と重い症状が出たのかもしれない。
成人式は出なかった。後悔したくなかったから受験を優先した。受験が終わったら着物でもレンタルして写真を撮ろうと考えたが、コロナでそれもなくなった。
コロナが流行っている最中、受験で満員電車に乗り続けた。第一志望の大学の為に。体が小さいのでよく押しつぶされてはカエルのような声を出した。つり革はつま先立ちしないと届かないものもあるので掴まず耐えた。
その後熱を出した。勉強もしたかったが、私は体調を優先した。
今思えばコロナだったんだろうか。
第一志望の大学。実は一次試験は通った。
実力はついていたんだと思う。
だから、まあ、悔いは無い。
大学生になった。よりにもよって学費が高い大学だった。
父や母が親戚に頭を下げている姿を見ているのが辛い。父や母だって辛いのはわかっているつもり。だからそう考える事は失礼なのかもしれないけど、表に出せないからここで気持ちを吐き出す。辛い。
奨学金は給付型は受けれないので貸与型だ。奨学金と名ばかりの借金だけど。父と叔母に保証人になってもらった。叔母には急な頼みだったが快く了解してくれた。ありがたい。
私もそろそろ働きたいが、こんな状況なので働き口が無いのと、万が一コロナにかかったら私は生きていけないだろう。体重が8キロ減ると聞いたが、8キロ減ったら私の体重は30キロを切る。生きていく自信がない。
しょうがないので今出来ることをしている。
好きな物を作ったり、絵を描いたり、とにかく私がやってみたかったことをしている。本当は最新ゲームを遊びたかったが、品薄で無理なのが残念だ。
今日は父とちょっと揉めた。一応和解したけど。
心のもやもやが治らなかった。
ここを思い出した。書いてみようと思った。
今この文を書いている。
ちょっと泣きながら書いた部分もあるが、結構心がすっきりした。明日が今日になってしまったが、今日をやり過ごせそうな気がする。
私の話を読んでくれた人、
サイトを立ち上げてくれた人へ
ありがとう
名前のない小瓶
98810通目の宛名のないメール
この小瓶にお返事をする
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
お返事が届いています
キングテレサ
あなたの大切な人生です、自分の夢をいつか叶えて下さいね!
ななしさん
小瓶主さん、こんばんは。
私は小瓶主さんのご両親と年齢が近いのではないかと思うのですが、恥ずかしながら学がなく、文章を書くのも下手なので、お返事を書いて良いものなのかと、とても迷いました。
だけど、読んでいてどうしても涙が止まらなくなり、とても小瓶主さんを抱き締めたくなってしまって(気持ち悪かったかな、ごめんなさい!笑)
でも、月並みな言葉で申し訳ないのですが、ほんとにほんとに頑張ってきたねって…。
小瓶主さんも仰っているとおり、今はご自分の体を守ることが先決ですので、アルバイトはもう少し我慢して、ゆっくり好きなことをして心穏やかに過ごしてほしいです。
今は少し充電して、コロナが落ち着いて学校生活が始まったら、元気に通えますように。
どうか、これからずっと小瓶主さんが楽しいキャンパスライフを送れますように!!
この小瓶にお返事をする
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。