娘を生んだとき、出血多量だった。
貧血で点滴・結果的に入院の日数が延びる・保健師として長年病院の母子保健に携わった伯母が「まずい!」と思う顔色の悪さ、というレベル。
なのに、夫は夫の両親の産後20時間くらいの訪問を、私に無許可でOKした。
さらに、夫の祖父母、叔母、会ったことのない従妹までアポなしで突撃してきた。
母子同室になったばかり。腕に点滴の管の刺さった状態。従妹にいたっては祖父母に「せっかくだから抱っこしなよ」…あんたの子じゃないだろうが!!夫も何も言わない。子どもを守るために、私はふらふらになりながらも立ってそこにはりついていた。
彼ら彼女らは私のことはスルーで、赤ちゃんを見る・自分達の話をする…だった。
腹が立った。たぶん彼らは赤ちゃんさえいれば、母親なんていなくてもよかったのかもね、と思った。正直今は本気でそう思っているかも?
すごく腹が立ったけれど、夫がきちんと抗議して謝罪さえあれば、「初孫フィーバーね。」と、盆正月くらいは顔を見せに行くくらいのつもりはあった。
でも、夫の親が、私たちに何も言わず、自分達の親戚ー夫から見たら大おじ、大おばーにぼた餅を配り歩いた。私も夫も馴染みない風習。私の実家のある地域ではもう消えている風習だ。
そこでトラブルがまた起こる。私は志をもって、大学でジェンダーやら家族法、憲法などを学んだ。ゆえに、戦前の「家制度」の名残のようなあり方は思想的に拒絶している。結婚時、そのことは了承のうえだった。ー夫の実家は、実は夫の父方祖母の実家を「本家」として、ことあるごとに夫の実家や「本家」に集まって飲めや歌えや騒ぎをし、「うるさ型」の大叔母たちが「嫁」をいわゆる「嫁」として、酌をさせたりなんだりさせていたのだ。
つまり、嫁の癖に挨拶に来ないとは!嫁と孫に挨拶回りさせろ!と騒ぎになったらしい。
「嫁」のほうは、以前の合意もあり、義父も頑張った。
しかし、孫については…
産後1ヶ月、助産院で母乳外来している間、夫は勝手に娘をそこから徒歩圏内の義実家につれて行った。
私は施術中で何もできずだった。
それだけでも怒り心頭なのに、戻ってきた夫はへらへらと「たまたま親戚がたくさん来てたからだっこしてもらえてよかったー☆」「娘をつれて親戚回りするように親父に命令されたー☆いつならいい?俺が連れていくから。」
…娘、ミルク拒絶の完全母乳だよ?親戚の住むとこにいくまで高速使って往復二時間。たくさんいるという親戚のところを寄り歩いたら三時間から四時間はかかる。「完全母乳といっても別にそのくらい、ねぇ。」「お腹がすけばミルクでも飲むだろう」
許せなかった。
自分の人格を、キャリアを、信念を、何より娘の命を軽んじられていると感じた。
そして直後、疲労とストレスによる難聴が悪化した。
離婚しようと思った。
しかし、そこは夫がもう私と娘のことを義実家に口出しさせないから!と平謝りに謝るので、一旦なしになって今に至る。
夫は言う。「昔の人だから仕方ないんだけど…」うちの父は戦前生まれだが、嫁を従えると言う考えのない人だ。
それからしばらく、夫の「古い家だから~」マウントがあった。
これは言うとかわいそうかなと思ったけれど、結婚時の戸籍から察せられることで反撃した。おそらくあの戸籍では、私のような「結婚は当人同士の合意でなりたつ。」「夫の父の出自は、夫の父の人格とも、夫の人格とも関係ない。私は戸籍と結婚するわけではない。」というリベラルな人間・家族でなければ、結婚そのものが破談になっていただろう。夫は戸籍に書かれた意味を読み取れていなかったらしいが…。だから、夫の父の気持ちも推測はできる。できるが、それ及びそれゆえの親戚関係をを秘密にしたうえで、今さら「嫁として当然◯◯家とつきあえ」と言わんばかりの対応ーそう、言葉すらなかったーは許せるものではない。
というか、そもそも夫の「本家」の使い方おかしいし、家制度的・儒教的にやるなら尊重すべきは各々嫁入り先だろうから「大おば」が小うるさく出てくることもおかしいと思う。理解できない。
あと、本気で古くて由緒あるぞとドヤれる名家なら、おそらくあの戸籍にはならないのではなかろうか…故人のことなので、申し訳ないけれど…。私はそのこと自体否定しない。ただ、さも自分は君の実家と違い旧家だから~、と、されるのは面白くない。
はっきり言えば、実家や親戚筋がリベラルな考えでなければ、確実に我々の結婚は破談だったろう。ー少なくとも夫の実家より、色々記録もあるし、歴史も先祖のことも遡れる。ただ、「家柄なんてくだらない。先祖がどうとか関係ない。人の先祖は遡ればすごい人数。誰でもたたけば埃が出る。だから自慢するものではない。自分の力で勝負しろ」そういう家族だったから、問題にならなかっただけだ。
というか、私は婚約前に夫を通してそう言ったんだから、嫌なら私との結婚、反対すればよかったのに。卑怯だなあと思う。
余談です夫の叔母がお悔やみで夫に会った際に、同業の私の姉の勤務先を聞いてきて、夫が「バカ学校」義叔母がいくつか具体的な学校名を挙げたという報告も不快でしたね~。学校さんに失礼では?進学校じゃないけど、なぜそういう言い方するの?義叔母も教育者なら、甥をたしなめるべきでしょう。私、幼い甥が差別発言したときは叱ったよー?さっすがアポなし突撃するだけあるわー。
夫は、自分の実家、大切な古い◯◯家と、私達母子を絶縁させることを選んだ。
私としては、こちらの主張に耳を傾け、話し合う機会があり、私に旧弊的な「嫁」を押し付けず、娘のこともお酌要員(私の親戚たちは、親戚の集まりで女性が酌してまわるやり方ではない)や親戚に見せびらかすためのマスコットに使わないと確約してもらえれば、盆正月に短時間と最低限の冠婚葬祭ははやむなしかなー、と思ったが、そういうこともない。
そう、夫は調整に奔走することはない。間に入るのが面倒だから。それでいて冠婚葬祭のたびに「また一悶着…」とうんざりした態度をとる。そっかー、ファイト☆と答える。だって立ち回り悪かった結果だから。
悪いのは上手く調整できないあなたですよ?もう知らね、という感じである。付き合いたくないので、まあ、結果オーライかな、と、思っている。
義妹が結婚する報告が夫にあり、「は ?入籍日もう一ヶ月きってるじゃん。式は?え?その報告もないの?」な内容を見せられた。
「兄家族は冠婚葬祭に呼べないから」という義妹の気持ちかゆえの内容もしれない。
けど、ご祝儀もあるし、日程もあるから、もう少し具体的に言うものではないか?そもそも兄妹で居住市町村や仕事すら知らないってあるのか?いや、そういう家族もあるかもしれないけど、ならなんで私の出産の時にはあんなことしちゃったの夫実家?!とツッコミと思い出し怒りが止まらないので書き込みました。
世間的には私が非常識かもしれないし大人げないですが、もうその辺は振りきってきます。
とりあえず、義妹の旦那さんの実家が、義妹出産時に24時間以内に男性込でアポなし突撃する人々でないことを祈ります。突撃してきた義理の従妹さんは、婚家の初対面の親戚に私と同じことされればいいし、当然生まれて一日もたってない我が子を夫の祖父母ー消毒したかも不明ーに差し出すんだよね☆と、言いたくなりますが、義妹には特に私怨はないので。もっとも、義理の従妹さんにはそれが幸せなのでしょうし、そうされないと婚家に拒絶されていると感じるでしょうからね。怒り心頭の時にそういったら、夫、「なぜ従妹がそこまで言われねばならない!」でしたけど。あれ?嫌なことわざわざ他人にしたの?っていう。
義妹の幸せについては、本気で祈りますし、結婚を祝福します!家からですが。
あと夫よ、そろそろ伝書鳩やめて、必要な情報のみ報連相してね&兄妹でもご祝儀はあるものが一般的ではなかろうかね…確かに義妹からはなかったけど…私は年が離れているから姉の結婚時中学生。ゆえにご祝儀は渡さなかった。けど、姉からはあったぞ。せめて速やかに両親に確認しようよ。親戚付き合いが密なのか緩いのか分からないぜ!!
名前のない小瓶
98978通目の宛名のないメール
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お返事が届いています
キングテレサ
あなたの数々の苦労はとても分かります、よくそこまで耐えたと思いますよ、もし私が女性で同じ立場なら、とても耐えられなかったと思います、どうかこれからの人生を幸せに過ごして下さいね!あなたの幸せを陰ながら応援しています!
名前のない小瓶
え…ごめんなさい、すごく腹がたちます。
産後1ヶ月の赤ちゃんを親戚にたらい回しにすること、私もあたまおかしいとしか思えないです。産後1ヶ月??バカですか(ひとさまの旦那様に対してすみません)?奥さんが外来に行ってる間に??
旦那さんは連れ去りの実行犯でしかありません。いくら今主さんがいないからって、完全にモノ扱いしてますよね。しかも自覚がない。
色々なお話も、「ウチら本家筋だから」的な嫁サイドへのマウントひしひしと感じました。自分たち以外の家を見下してること、本人たちは気づいてないのかもしれないですね。この時代に恐ろしいことです。知っていたら、絶対に結婚という形では関わりたくないですよね。
もう主さんと娘さんは絶縁できたんですね。
本当によかった……
それで旦那さんが冠婚葬祭等でぼやくのも意味分からないですね。嫁と子がいればよかったのに、自分1人では対処したくないって、それ生け贄にしてる発想だって分かってなさそうですね。
自業自得です。
でも、絶縁を実行してるだけ、えらいかなと思います。
旦那さんご自身が、いつか「本家」の呪いにかかっていることに気がつくと良いのですが。
失礼ですみませんが、本家筋の方々は人への思いやりも無いし、配慮も他人への最低限のマナーもありません。そんなところで育ってきたことにいくらかの同情はしますけど、社会に出て気づかないのは旦那さん本人の視野がもう狭くて、変わろうともしていないからではないかと思いました。これまでの習慣、慣習に浸かっていることがぬるま湯なんでしょうね。
主さんはお子さんと、実家が関わらない時の旦那さんと、楽しく過ごしていっていただきたいと思います。
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