ずっと絵をかいてきたけど、これを仕事にしたいとはあまり思わなかった。直視するのが怖かったのかもしれないけれど。しかし、大学生も終わりが見えてきた今日この頃、執筆できるチャンスを頂いた。正直その時はとても嬉しかった。が、実際にやってみると、思うように進まず最近になってやっと読み切りの終わりが見えてきた。
というのが今の現状だ。
ここで終わらせることが怖くなってきてしまっている自分がいることに最近気づいた。
もともと非常に負けず嫌いなので、人に馬鹿にされることが怖いのだろうと思うし、加えて時間をかけすぎていることによって出版社に失望されるのを恐れているのだと思う。また、将来のことも考えると嫌な気持ちになってくる(兼業でやりたいけど、副業の是非やそもそも時間が取れるかといった点など。)。
こういうときは誰かと話して気持ちを落ち着かせるのが一番なのだが、そんな相手もいない。というか、いなくなってしまった。
元々自己開示が苦手だったが、いろいろあってすごく仲の良い友達はいた。
しかし友達には何でも言って良いと勘違いしていたのだと思う。暴言も吐きまくっていた。
ここは本当に僕の頭がおかしいと思う点で、仲が良くなるとタガが外れる傾向があった。
そして半年前、連絡手段をすべてブロックされた。
今思えば、ストレスの捌け口にしていたのだろうと思う。親しい人間に対して、会話の瞬間には人を人だと思っていないのかもしれない。
ストレスを捨てると、何かレスポンスが返ってくるものと勘違いしていたのかもしれない。
自分の性格のねじ曲がりを治そうと思うことは多々あったが、衝動的に口から暴言が出てしまう。負けず嫌いも相まって、相手を攻撃しなきゃ、上を取らなきゃという思いが一度冷静になって考えるといった思考を飛び越して、行動となって現れてしまうのだと思う。
そして今は、漫画以外にもタスクがたまっているせいか、腹の中にひたすらドス黒い感情があり状態で吐き出すこともできない。ずっと目が霞んでいるような、脳を少し持ち上げられているような、嫌な感覚がずっと取れない。ずっと疲れている気がする。
しかし仮に目の前にこの感情を吐き出すことのできる人が現れたのなら、その人を傷つけてしまうことは容易に想像できるのでどうすればいいのか分からないのが現状だ。
ここまで書いて全部消したくなってしまった。自分の惨めさというか、人間として終わっている気がしてならない。できるなら人を上下で見たりするのは辞めたいし、誰からも嫌われたくない。失望されたくない。誰かと互いのことを深く語りあいたいし、暴言も吐きたくない。孤独でいたくない。はっきりいってこんな自分の性格が大嫌いだ。逆の立場だったらまず友達なんかになりたくないだろう。自分の中でいくら思考を回しても、嫌な感情だけが増幅されてしまう。
僕はどうすればいいでしょうか。