いつも、愛に飢えています。
旦那も娘も息子も、いつもスキンシップをしてくれる。
娘や息子はいつも「すき」「ずっと一緒にいたい」と言ってくれる。
でも、娘も息子も私より旦那の方が大好きなのを知っている。
私は、愛してあげたいのに、愛しているのに、子ども達に精一杯の愛を注いであげられないんです。
なのに、愛してほしいんです。
自分でもその原因が家庭環境にあることはわかっています。
私は、幼い頃の記憶がありません。
ただ、覚えているのは、いつも保育所に一番最後まで残っていたこと、熱が出ても病児保育所に預けられていたこと。
小学校の記憶も曖昧です。
両親は忙しく、自分たちで起きて作ってある朝ごはんを自分たちで用意して食べ、学校に行く。
学校から帰ると塾。週3で通ってたかな?3姉妹だったけど、別々の日に塾があり、それぞれの塾の時間に合わせて、作りおきの夕飯をひとりで食べていました。
家族みんなで、ご飯を食べていなかったのです。
愛に飢えていて、とりあえず愛されたいといる願望が強かったのを覚えています。
しかし、頭の悪く、要領の悪く、チビデブスの私は、いじめにあうこともありました。
トイレに閉じ込められて水をかけられ、プールを休んだら制服のままプールに落とされ、上履きや靴もよく隠され、テストで良い点をとれば平手打ちをされ……。
馬鹿な私は、笑うって辛さをごまかすことしかできなかったんです。
親に相談しても「お前が悪いことをしたんだろ」と相手にされず。
姉には「目立ちたいけぇって、悲劇のヒロインぶるな」と怒られ。
泣くとうるさいと怒られ、自分の考えを伝える度に「お前の考えてること全てが間違っている」と常に否定されていたことを覚えています。
人前で涙を流すことがなくなり、どんどんと自分で考えることを止めていきました。
今でも、人に自分の思いを伝えることができず、ヘラヘラと笑う毎日です。
今の旦那は両親とは正反対の人です。
言葉では言わないけど、いつもスキンシップをしてくれる。
疲れているときに、抱き締めてくれたり、甘えさせてくれる。
子ども達にも惜しみ無い愛情を注ぎ、子育てをすすんでしてくれる。
そんな旦那の愛を受け、娘も息子も惜しみ無い愛情を私にくれるのです。
でも、その全てがスルスルと心から抜け落ち、際限なく愛を求めてしまうのです。
自分はすぐにイライラして、愛を伝えてあげられないのに、すぐに疲れて寝てしまい、子どもと遊んであげられないのに……。
子どもが「母ちゃんと一緒に遊びたい!」と言っても、何かと理由をつけてただ子どもを見るだけ。
そんな自分が愛されたいなんて、おこがましいと解っているのに、愛されたいんです。
愛されているのに、常に不安なんです。
死にたくなるんです。
貪欲に愛を貪る自分が、嫌で嫌でたまらない。
こんな自分を子ども達の前から消したくなるんです。
どうやったら、心が満たされるのでしょうか……。