もう死にたいです。でももう少し生きてたら楽しいんだろうなっても思うんです。だから病院に行って、この気持ちをどうにかしたいけど私は高校生で

こんにちは。浪人時代に正にあなたと同じような経験をした者です。非常に長くなりますが私の経験を書きますね。

私ももう死にたいという気持ちと生きなければいけないという気持ちの狭間で苦しみ、通学のたびに電車に飛び込みたくなり、だけどこの苦痛をどう言葉にすればいいのかも分からず、それに死にたいなんてとても口には出せなくて、誰にも話せないまま。それでもこのしんどさを抱えたまま長い長い長い人生をどうやって生きていけばいいのかと毎日毎日毎日考えても想像すら出来ない。死にたいというより、だって、死ぬしかないじゃん、って感じがするんですよね。最終的には「死ぬか、病院にいくかの2択なんだな。」となんとなく思いそれで勇気を出して親に内緒で病院に行きました。

結論から言いますと、うつ病と診断され、抗うつ剤を処方するとの事でお医者さんに親の許可を得た方がいいと言われ、親には後から話しました。私の場合、親の理解を得るのは少々骨が折れました。向こうからしても突然の事だったので受け入れずらかったんだと思います。それでも病院に一緒にいって、お医者さんの話を聞いてくれたりと、治療には協力してくれました。それから1年ほど通院を続け抗うつ剤を飲みました。完全に元通り立ち直ったなと思えたのはそれから少し先で3年程かかったと思います。

私の場合、初診の時は最初にカウンセラーの方とお話しました。自分でも考えがまとまっていなくて、どもりながら喋っていました。本当に、どうやって伝えればいいか分からない苦痛なんです。自分の中で毎日ぐるぐる考えている事なのにどうしてこんなに苦しいのか説明ができない。その後お医者さんと対面でお話しして、その時に初めて泣きながら死にたいと言いました。どうも耐えきれずに泣き出してしまったのが診断の決め手だったようです。それで充分相手には伝わったみたいでした。

親になかなか言い出しづらいですよね。病院に行くにも。何を言われるのかわからなくてすごく不安になる。自分の確かに抱えている苦痛を「そんなの大したことないだろ」と否定されるのが不安でたまらない。

元々私は親を心配させてはいけないと異様に思い込んでいたと思います。それがうつでさらにひどくなりました。食欲がなくてなんとなく体が食べ物を受け付けなくても、親がみているからという理由で無理やり全部口にしていましたし、予備校を休みたくても休めば親にバレるので無理して通学していました。会話をする気力も失せているけど、親に何か言われれば回らない頭でなんとか応えていました。病院に行くまで親に言えなかったのもそれがあると思います。親に何を言われるのか分からず、それに対応するのも酷く億劫で、だから自分の抱えてるものに踏み込んで欲しくなかった。

病院に行ったと言い出した時もものすごく勇気がいりました。お医者さんに親御さんに話をするよう言われなければ間違いなく黙っていました。ただやはり未成年である限り親に最後まで隠し通すのは難しいと思います。私のように先に病院に行ってしまって、後から言い出すのも手だと思います。親に何か言われても病院の診断でも突き付けて黙らせればいいんだとか、一緒に病院に行って、あとはお医者さんに丸投げしてしまおうとかそういう風に思うと少し気が楽になるかもしれないです。私の場合親に色々聞かれても「話したくない」とか「答えるのがしんどい」などと言えばそれ以上詮索されることはありませんでした。

後から振り返りますと、恐らく私はうつ病の軽い段階であったのだと思います。しんどくてギリギリの状態で、それでも心配させてはと元気そうに見せるだけの気力も残ってはいましたし、生きなければと思えてはいたのですから。だからこそあの時病院に行ったのは正しい判断だったと思っています。もっと重症化してからだったら、今もまだ苦しんでいただろうし、生きなければという考えも完全に捨てていたと思います。
恐らく、投稿者様も私と同じうつ病になっておられるんじゃないかと思います。そうでないとしても何らかの精神疾患になりかかっていると思います。自分の経験もあるので1度診てもらった方がいいと思うのです。もしかしたら、「自分は病院に行く程ではないんじゃないか。」と悩んでいませんか？私はそこで随分悩みました。ただ病気であることを理由にして頑張らない言い訳を作りたいだけなんじゃないかと。でもうつから立ち直ってから振り返ると、あれが病気でなければなんなんだ、という感じがします。うつ病から立ち直った後も、色々悩んだりしましたし、身内の死という酷く悲しい出来事にも遭遇しました。それでもあの頃のしんどさには叶わない。あれは完全に病的なものです。世間には病んでいるふりをする人もいますが、自分がそういう経験を積んで、心療内科で色んな人とすれ違ってから、本当にしんどい思いをしている人の見分けがつくようになりました。そういう風に悩んでいること自体、だいぶ心が蝕まれている証拠なんだと思います。

精神科や心療内科は色んな事情の方がいらっしゃいます。どうか、肩の力を抜いて。きちんとした病院なら、あなたの事情にも配慮してくれます。あなたの事を責めるようなことを言う方はいません。上手く言葉に出来なくても、お医者さんは言葉が出てくるまで待ってくださいます。もし何を言うべきか分からなければ、投稿者様が書いた内容をそのまま言えば伝わると思います。死にたくて苦しくて仕方ないと言えばいいんです。

病院について書いておきます。病院にいくのに最低限必要なものはお金ぐらいです。私の場合、あまり褒められたことではないですが、親の財布からこっそり1万円を抜き取りました。保険証の提示を求められますが、最悪なくても大丈夫です。高校生の方なら「よく分からない」と言えばある程度事情を汲んでくれると思います。正し費用はかなり高くなるので持っていけるなら持っていくことをおすすめします。ただ、保険証を提示すると、年か月単位で明細が届くので、そこから病院に通っていたことがバレてしまう可能性があります。
費用は保険証ありで薬代含めてだいたい3000円いかないぐらいだったと思います。薬代がなければ診察代で1000円程だったと思います。5000円もあれば充分です。保険証がないなら1、2万円ほどは持っていった方がいいと思います。
あとは電話などで予約して、当日受付で「○時に予約した△△です。」と言うだけです。

長文になってしまい申し訳ないです。最後になりますが、どんなに死にたいと思い始めても、なんとかしなきゃと思っていられるならばいつかは立ち直れるものだと思います。どうか、まだ生きたいと思えるうちに、一度ゆっくり休んで、それから歩き出して欲しいです。