嘘をつくくらいなら、嘘をつかれる方がずっとましだ。人を傷つけるくらいなら、傷つけられる方がずっとまし。
“僕は立身したり、ひとから認められる人間にはなってやらない。彼等のスノビスムには決してまかれないぞ。僕は僕の清純なるものを決して濁らせまい。”
山本悍右
好きな写真家。
他人がどうのこうの、なんて移り変わっていつかは消えるまやかしに、目線がぶれない人はとても格好いい。
幸せの色がピンクだとかオレンジだとか、あたたかい色をしているものだと誰が決めた?
100%という数字が満たされた状態だと、誰が決めた?
心打たれる作家や文豪、アーティスト達は、振り幅−100の深く冷たい青色を感じる。
人に振りまける、ピンクやオレンジのあたたかい優しさは、持てないかもしれないけど
−100の冷たい青色を、自分以外の誰にも感じさせないように、守る優しさは持てる。
死にたいやの何やの、そんな言葉であふれてる毎日は悲観ではなく、とても血の通った人生。
どうかいろんな方法があることに、たくさんの人が気づけますように。