憎くてたまらない。どうしてそんなに簡単に自分の発言を翻すことができるんだろう。
あの頃は本当にそう思っていて、だから私にあんなことが言えたのかもしれない。
でも今はもう飽きたんだろう。
面倒になったんだろう。
あの頃の約束は何一つ果たされなかった。
あの約束は、そんなに守ることが難しいことだったかな。
無理難題でもなんでもないよ。
あなたの心がけしだいで、簡単に守れることだった。
だいたい、あなたが言い出したことじゃない。
馬鹿正直に信じていた私が悪い。
結局、あなたはプライドが高くて認めたくないだけで、その辺の普通の人間と変わらないよ。
全部受け止めることなんてどうせできないくせに、自分は普通の人とは違う、だから受け止められる、なんて、そんな大それたことよくいえたものだね。
あなたのそれは受け止めてるんじゃない。
衝突を避けて向き合わないようにしてるだけ。
話を聞いていて、何事においてもあなたがそういうスタンスで生きてることがわかった。
真っ向からいがみ合わないで、受け流すことだって大事だよ。
でも、ぶつからなきゃいけない時もある。
いつも本音を言わず、逃げ回ってる人だと思われるよ。
処世術だといわれればそうなんだろうけど、もう不信感しかない。
対立することになったとしても、向き合ってほしかった。
その結果、なにもかもだめになったとしても、それは仕方ないことだよ。
向き合わず、都合の悪いことには蓋をして、核心には触れず、自分の過去の発言はなかったことにして、上辺だけの関係を続けることになんの意味があるんだろう。
私には意味がないよ。
上辺だけじゃなく、もっと奥まで踏み込めたと思った瞬間があった。
今は違う。
結局、逃げるんでしょ。
プライドだけ高い卑怯者。
自分に自信がないくせに、そのプライドの高さはどこからくるの。
本当は直接そう罵ってそのプライドをへし折ってやりたい。
それができずにいる私は、それでもまだあなたが好きなんだと思う。
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ななしさん
私の会社の社長も全く同じ体質。
恋愛とは違うけど、長年いた経験から参考にして。
ただの弱い人だと思う。
責任も取りたくないし、実は自分にも自信がない。
嘘ばかりで、口だけでどうにか生きてこれてしまった人。
私の場合は入社時(引き抜き)の約束がいくつかあったけど、何も守られなかった。
10年だった今でも適当なことを言ってはぐらかしてる。
そして、お局達との衝突を避けて野放しだから最悪な職場になってる。
若い人達は泣くまでいじめられて職場にはお婆さん達だけになった。
そんな事になっても、お局の顔色を見て注意も出来ない。
都合が悪いと出社してこないし居留守も使う。
もうお爺さんだけど、辞めていった人達も貴方と私と同じ事を言って辞めていった。
多分そういう人は一生変わらないよ。
私はしっかり落とし前つけて退職するつもり。
貴方もしっかりと詰めよって喧嘩でもして白黒はっきりさせないと時間がもったいないよ。
逃げる人は一見喧嘩にならないから良い人かと間違えるけど、ただ卑怯なだけだよ。
真剣な人はちゃんと向き合って喧嘩も出来るよ。
多分その彼も弱い小さな男だと思う。
ななしさん
あなたの想っている人とは、全く関係のない別人の筈ですが、私に向けられた言葉のように感じました。他人だから意味のある言葉にはなり得ないのですが、それでも伝えたいです。
あの頃の私は何も知らないのに、知っているフリをしてばかりでした。信じられないくらい自分は正しいことができると思っていたのです。間違っていないと思っていたのです。そのせいでどれだけあなたを苦しめたのか、辛い目に合わせたのかを考えると、後悔が尽きないです。
軽蔑されるとは思いますが、それでも約束を守りたいと思っていたのです。約束を守りたいと思いながら動けず苦しんでばかりで、結局行動には移せませんでした。あなたの言う通り、私は口先だけのひどい人間でした。自分がそんな怠惰で、軽い人間であるともっと早く認められていたら、こんなに悲しませずに済んだのかなと思います。
当時は受け入れられなかったのですが、面倒に思うところもあったし、飽きていたところもあったのだと思います。それを認めて、正直に伝えることが誠実さだったのだと思います。逃げてばかりいたことを認めます。ただ私は嫌われるのが怖いだけだった。自分のためばかりだった。
全部受け止めることができると考えていたのは、間違いなく私の傲りでした。本当は本音をぶつけることも、聞くとも怖かったくせに、偉そうなことを言ってしまってごめんなさい。傷つけることを言ってごめんなさい。それでも、本当に受け止めてあげたかった。理解したかった。辛いことを避け続けた私は卑怯者でした。
あのとき、別れを切り出してくれたあなたを本当に尊敬しています。きっとあのままずっと一緒にいたらお互いもっとダメになっていたと思います。よりよい人生を考えて、決断することができたあなたは勇敢で誠実な人でした。
過去についても、想像する未来の中でも、私があなたに何も応えることができないということが、もう嫌というほど分かっています。
今も私は変われていない。
こんな私を少しの間でも信じてくれたこと、そしてそんなあなたを裏切ったことを私は一生忘れません。
最近はいかがお過ごしですか?
元気に暮らしいているのなら嬉しい。
生きていてくれるだけで嬉しい。
こうやって、また楽になろうとする私を許さないでいいから、元気でいてほしい。
一緒にいてくれてありがとうね、本当にごめんなさい。
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