中3。
深い関係の友達はいなくて、
いつもみんなの友達予備軍やってる私。
中学生とかになると、仲たがいとかは
しょっちゅう。
みんな、一人になったら
都合よく私の周りに寄ってきて
結果的に、私の周りには
常に色んな人がいることになる。
彼女たちが仲直りして、元の
関係に戻ったら私はまた一人ぼっち。
だけど次の日にはまた違う子が
泣きながら一人で私を
待っている。私はただ、
そばにいてあげて、
話を聞いて、笑い合ってあげる
ことしかできない。
ある日言われた。
あなたって人気者だね。
そんなことないよー。
笑顔で流したけれど、辛かった。
悲しかった。悔しかった。
そんなふうに思われてたんだ私。
本当はこんなに一人なのに。
友達なんて、人気なんて、
求めてないのに。
ずっと一人のままでいいのに。
誰のことも大切に思えず、
大したことなんて何もできないのに。
私の話を聞いて欲しかった。
そんな風に、おだてられるくらいなら。
少しでも、目を向けて欲しかった。
本当に人気者に見えているなら。
何言ってるかわかんないよね、
自分でもそう思う。
支離滅裂、滅茶苦茶。
先生は、変に気を使ってくれて
毎日のように声かけてくれて。
大丈夫?
元気かー笑
今日もいい天気だね。
ちゃんと宿題やってきた?
…うるさいよ、先生。
ごめんなさい。
でももう、私なんかに
時間使わないで。
何言ってもどうせ、
うるさい、としか
思えない人間なんだよ。
成り損なった人間なんだよ。
構わないで、先生。
でもただ一つ、
「あなたがいてくれてると、
辛くても頑張ろうと思える」
そう言ってくれた先生の言葉、
私は忘れない。
ありがとう、先生。
ありがとう、学校のみんな。
はやく消えなよ、私。