生まれた時は本当に真っ白な状態で生まれてきたのに、それをこんなゴミみたいな世の中の悪意で汚れてしまうのは何よりも耐えられないって話だったからさ。
勿体ないよ、しょうもない人間にまともな人間が毒されるのは何よりも耐えられない。
俺がこういう考えになったのは、復讐動画が始まりだった。
それで、コメント覧を見ると「スカッとした」等々のコメント
俺には、意味が分からなかった。
偽善者って思われるかもしれないけど、おかしいって思われるかもしれないけど
俺は心底怖かった。
人間って怒りにのまれすぎると此処までやれるんだって心底怖かった。
それから本格的に正義と悪について考えた
そして見つけた。
本当の正義って言うのは他人を許していくことなんだと。
力を付けるのも許す力 世の中の悪意を受け入れる力 悪意に自分が狂わない力を高める為だけに存在しているんだと。
だから、俺は絶対にバカにされても、どんな拷問をされても何を奪われてもどんなに絶望に叩き落とされてでも全てを許して生きていく。
全部受け入れて許していってやる。
勝負だ悪意