「死んでいい人なんていないよ」
何度も聞いた。
「生きていいんだよ」
もう聞き飽きたよ。
だから「何?」って話だよ。
死んでいい人居ないから生きろって意味かい?
生きなきゃいけないのかい?
別にあんたらに何言われようが僕の存在意義は変わりやしないじゃないか。
死んでいい人は居ないからなんだよ。
生きていい人なんて居ないだろ。
死んでいい人なんざ腐る程いるさ。
別に今更この世界を綺麗に見せようとしたって、僕はもう知ってしまったんだからさ。
僕は歪んでいて汚くてどうしようもない世界の人だと知ったから。
だからもう綺麗に見せなくていい。
僕には、きつい現実を見せてくれ。
じゃないと僕また、あまく見てしまうから。
現実から逃れなくしてくれ。
でもどうせ、綺麗に見せようとするんでしょ。
優しくあまい言葉を僕に投げ捨ててさ。
僕はうんざりです。
だから駄目人間になるんだよ。
酷いくて理不尽で不条理な言葉を僕に言ってよ。
もう、僕は逃げたくないからさ。
あー文ぐちゃぐちゃだあー。
その優しくあまい言葉にも助かった事もあったよ。
でも、僕はこの世界の住民だからさ。
これから絶対逃げないから!
ここに誓うわ。
僕は現実から逃げません。
また、頑張ります。