もし、自分が生まれた瞬間から今のこの知識を持って物事を判断できたらどれだけよかったかなと思う
過去をたまに思い返すと、本当にはらわたが煮えくり返るような思いになるというかなんというか
虐待、いじめ、誰にも助けられずただ毎日プレッシャーとやってもいない事の罰を受けさせられた日々
どんなに今を頑張ってもその記憶は消えず、どんなに楽しく過ごしていてもふとした瞬間に思い出すと途端に気持ちが落ち込む。
なんで、そんな事になったんだろうなっていう怒りと悲しみがある。
純粋な気持ちとして「生んでくれなんて頼んでいない」というのがある。
これは多分周りの全ての人間に対しての思い。なんで、あの環境でまだ若かった親に子供を産ませたのか。
少なくとも長い年月を生きた周りの人間には自分の人生で感じた苦しみに対して負うべき責任があるように感じる。
そしてこの意味の無い思考と一緒になって、なんて無意味な誕生なんだろうとも思う。
誰にも望まれなかった命。
間違って生まれた存在。
自分の出生を知る自分にはそれが自分に当てはまると思っている。
ただただ、悔しい。思い出すと昔は悲しかった。今は悔しい。
もし生まれた瞬間から今の知識さえあれば……。きっとあの辛い日々も嫌いな奴らもまとめて全員対応してやったものの。
この世界について何も教えられず、何の知識のリソースも与えられず、ただただ無為な事に時間を浪費させられたあの日々。
悔しい。
いっそ親も家族もいなかったならば、俺の人生はもっとうまくやれただろうに
親や家族というのはまさしく自分の人生の中で障害としか呼べなかった。
邪魔だった。
何も知りもしない癖にお前達の考えた俺ルールを押し付けてくる。
そういうのじゃないんだよ。社会も世界も、お前達が勝手に考えたルールで動いてるわけじゃないんだよ。
数十年も生きて何も成せないゴミ。
恐らく本当の意味で無価値という定義が与えられるべきなのは俺じゃなくてそういう人間達だ。