死なないでっていうのはきっと私の我が儘で、死んでも良いよって言ってあげるのが優しさなんだと思う。
でもいざ、死にたいって言われた時、いいよなんて言えなかった。嘘でも言えなかった。大切な人が死んでしまうのが嫌で、怖くて仕方なかった。取り乱してしまって、相手を不安にさせてしまった。
そんなときこそ、堂々として安心させてあげなきゃいけなかったのに。
自分も死ぬことばかり考えて、裏では自殺未遂だってしたこともあるのに、人には死んで欲しくないなんて、なんて我が儘。
生きてほしい、何て言ったって私に出来ることなんて何もないのに。近くにいるだけで良い、なんて気休めにしかならない。近くにいることだって出来ない。
誰かが死ぬ前に、私が先に死んでしまおうか。そうすれば人が死ぬことの恐怖もなくなる。怯えなくて済む。結局私は自分のことしか考えてないんだな。
ななしさん
死んでもいいよ、は、面と向かって言う場合は、優しさになるかどうかは微妙かなぁ、と思います。
どこかでほんのカケラほどでも、止めてくれるなら生きてもいいのかと、思っているかもしれませんし。
本人がもう、絶対に後戻りしない覚悟を決めているのなら、わかりませんけれど。
でも誰かにそれを打ち明けるということは、少なくともその「辛さ」を理解してほしいという気持ちがあるからなのでは、と思ったりします。
気持ちは尊重したいけど、死んでほしくないくらい、あなたのことが大事って、伝えるのは全然構わないと思いますよ。
でもほんと、怖いですよね。
大切な人や関わりのある人の死は。
考えただけでも、自分が死にたくなるのも、わかります。
私も、立ち向かえなくて、自分のことばっかり考えてしまいます。