父との関係について、どうしても自分1人では判断が出来なくなってしまったので、判断して頂きたく思います。私の父は、私の事を愛しています

ごめんなさいね、あなたにはかなり、ショックで嫌な言い方になるかもしれません。
あなたが悪いとかではなく、お父さんのこと、なのですけど。

でも…。

それ…かなり変な親ですし、性的虐待の域だと思います。


尽くせば娘が嫌がろうと、口にキスしたりお尻を触っていいと思っている時点で、頭がおかしいですよ。
大体、「尽くす」って、妙に恩着せがましい言い方ですよね。
親として当たり前のことしか、してなくないですか？

まともな父親は、自分の娘に性的に不快と思われるような触れ方は、言われるまでもなく避けます。
どうしても何も、人間として親子での性的行為は、何があろうと忌避すべきものです。
嫌いがどうとか、そんなレベルの問題ではありません。

本当は、何よりあなたの心を守るために、そいつ…失礼、彼が怒ろうが不機嫌になろうが、拒絶すべきだと思うのですが…。
問題は、それであなたへの親としての義務や責任まで引っ込めてしまうかもしれない、ということなんですよね…。

ああ、もうほんと、あなたには申し訳ないけど、あなたが全然悪くないからこそ、私はその「父親」に物凄く怒りを感じています。

大体、あなたのお母さんがそれを止めないのが、不思議で仕方ありません。
ご両親の関係は、うまく行っているのでしょうか？
あなたを生贄に差し出すことで、お母さんは何か難を逃れたりしているのでは、と心配になります。

やめてもらうには…。

はっきり言って、あなたの「父親」は精神的にかなり歪んでいるので、かなり厳しい状況ではありますね。

まっとうな話が通じるようであれば、親子で性的な接触をするのは間違っている、と冷静に話し合えるのでしょうけど。

彼は、あなたに拒絶されることを、心の底では物凄く恐れているのでしょうが、それは多分あなたとは直接関係のない、彼自身のトラウマに由来する恐れなので、過剰な反応が返って来るのでしょう。

誰か他の大人に介入してもらうのがいい気もしますが、彼に意見できそうな親戚の人はいませんか？
あるいは、あなたの味方になってくれて、場合によってはしばらくかくまってくれそうな人は？

それ以外にも、家族間の性虐待やモラハラについて調べたり、支援活動をしている団体を調べてみてもいいかもしれません。

あなたの場合、彼が一見愛情深いように見えるので、あなたに罪悪感が出たり、自分が大袈裟に捉えているのでは、と自信がなくなったりするかもしれませんが、つまりはそれだけ厄介で悪質なハラスメントを受けている、ということです。

本物の愛は、絶対に相手が心底嫌がることを無理強いしたりはしません。
まして、言うことをきかないからと怒り狂ったり無視したり、果ては相手を泣いて謝らざるを得ない状況に追い込むのが、金銭的に圧倒的に有利な立場に立っている人間なら、そんなもの、愛なんかである訳がないです。

今すぐどうにかしてあげられなくて、本当に申し訳ないです…。

だけど、あなたの「嫌だ」という感覚が間違っていないことだけは、断言できます。
とても消耗してしまっているでしょうけど、現時点でのあなたの対応は、正しいと思います。

あなたができるだけ心身のダメージが少ない状態で彼から離れられるよう、ずっと願っています。

諦めずに、あなたの味方を探して下さいね。

…使い所が難しいかもですが、その二つをやめてくれなければ、本当に嫌いになっちゃうよ？と、ある意味脅す、という手段も、あるにはあります。
でも、そういう交渉はタイミングと流れがすごく成否に関わるんですよね。

あと、これはもっとずっと難しいですが、可能なら絶対バレないように証拠の音声や動画を撮っておくと、後で何かに使えるかもしれません。
触られたりしている時のものは心理的にも酷い苦痛でしょうから、「触らせないのは何で？」と迫って来る時の音声でも、充分虐待の証拠になると思います。
あなたのプライバシーが確保できているなら、検討してみて下さい。
でも、部屋を漁られたり、スマホをチェックされたりするようなら、それも無理ですよね…。

誰か他の方が、もっといい知恵を出して下さることを、心から祈ります。

お父さんにその自覚が無くても、それは客観的に見て「性的虐待」と言われる行為だと思います。
お母さんはあなたに対するお父さんの行為に気づいていますか？
もし気づいていないのなら、まずお母さんに相談してみてはどうでしょう？
父子家庭であったり、気づいていても見て見ぬふりならば、誰か他の信頼できる大人に勇気を出して話してみてください。
学校の先生や児童相談所など、あなたの力になってくれる大人は必ずいると思います。

父が娘にキスしたりお尻を触ることは、普通のことではないです。仮にこれが普通の世界であったとしても、あなたが嫌であれば、お父さんはしてはいけないんです。
お母さんはいらっしゃるのかな。誰でもいいので、一度信頼できる大人に伝えてみてください。恥ずかしかったり、信頼できる大人が身近にいなければ、厚生労働省の児童相談所虐待対応ダイヤル「189」にでも。大袈裟だと思うかもしれないけど、あなたの心が壊れる前に。
いちはやく平穏に生活できることを願っています。