海外の小中高に通い、今は海外大学に通う大学2年生です。
小さなころからいわゆる優等生でした。真面目で頑張り屋ないい子。
先生の言うことを聞き、歯向かわず、勉強でも良い成績を残す。そうすれば周りの大人はみんな褒めてくれたし、喜んでくれた。
勉強は好きでも嫌いでもなかった。答え方さえ覚えれば、結局どの問題も根っこは同じだったから勉強をして、色々な知識を学ぶというよりも勉強はただひたすら捌いていくものだった。
そんな私には中学生の頃からずっととある表現のお仕事に就きたいと思い続けてきました。
中高の間は、「このまま良い成績ですごい大学に行って、親を満足させたら好きなことができる!」と思って頑張っていました。
でも大学に入って現実を目の当たりにし、自分の考えがどれだけ甘かったかを実感しました。
高校までの勉強法じゃ絶対についていけない。全てを暗記すれば良いわけじゃない。自ら世界で行われている研究等の記事や本を読まなければいけないし、教えられることについて全て「覚える」のではなく「理解」しないといけない。
そもそも大学に行くことさえ嫌だった私は入学してから講義には行き、メモは取るけれどただ写しているだけ。内容は全く理解していませんでした。
そして2年生になった今。世間の状況により、1年生から2年生に進級するための試験はなくなり、そのまま2年生になれたのですが今年はもう逃げ場がありません。
自分が本当に学びたい、したいことができない辛さと、このままだと3年生になれず退学になってしまう焦りが常に対立していてただただ暗闇の中にいる気分です。
本当は大学に行きたかった、専門にいきたかった。今学んでることは全く興味がない。どうでも良いと思っている。
せめて日本の大学を選べばよかった。
と母に一度だけ話したこともあります。
その時に母は「気づけなくてごめんね」と。そして「人生を甘く見ている」と。
好きなことを仕事にできている人なんて少ないかもしれない。
だけど。
私がずっと8年以上言わずに我慢していた本音を勇気を出して口に出した時。
「頑張ったね。」「本音を話してくれてありがとう。」
そう言ってほしかった。
自らの命を絶つ勇気も根性もないけれど、未来が真っ暗でもう明日なんて来なくて良い。
毎日、明日にでも隕石が落ちてきて人類が滅んじゃえばいいのにと思いながら生きています。
いい子でいるのに疲れました。でも、いい子以外の生き方がわかりません。