わたしの心はもう、汚れきってしまったみたいだ。 幸せそうな顔した人になんとなく好感が持てないのは、完全に私の被害妄想で、何の非もないような人を遠ざけていたら、最終的に困るのはこっちの方なんだよな。 この自動販売機にたまったお金は、あの動物園の売りのキリンにいくんだってさ。 毎朝乗り換える大きな駅の端の自動販売機には、愛くるしい顔でこっちを見ているキリンの写真とともにそう書かれている。 不思議だよなあ。そうしてたまったお金に喜ぶの、キリンじゃなくておとなだろ。 不思議だなあ。世の中は不思議なことだらけだ。
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ななしさん
他人の不幸は蜜の味と言う言葉があるくらいですから、誰でも負の感情は持っているんじゃないかと。 自分の知っているとてもとても元気なご高齢の方々は集まれば他人の悪口や噂話ばっかり。 う、うん……元気ならそれでいいかな。
世の中にある「~の為に」に対して「で?本当は何の為に?」って思うときあります。 あんまり考えすぎると汚い世界のように感じてしまいます。
ななしさん
心が汚れきった。のではなく、 心が疲れきった。なのだと思います。 幸せな人な人に好感を持つのも、理不尽に気付かず和やかに見過ごすのも、心に余裕がないと無理。 人格はあまり、関係ないのだと私は感じています。 それにしても、キリン救うなら、まず人を助けてくれないかなぁ。 キリンさんには悪いけど。
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