昨今の情勢により中々旅行が出来そうにない。とりわけ世界史をとっていた、かつ美術館が大好きな私にとって一度してみたい海外旅行すら今はほど遠い。しょうがないという気持ちが強い中、でもやっぱり一度日本を出て現地の雰囲気や風を味わって、歴史の名所やら教会やら美術館に直接足を運んでこの目で見たいという欲求は強くなるばかりなのだ。
昨今の情勢により海外に行くことは非常に難しいということが分かった当初は「今は情報ためる期間だ」と切り替えてネットや本で行先の情報や歴史の復習をすることが出来たが今は海外旅行の記事を読むたびに行くことは難しいという現実を突きつけられる気がして知識の貯金をする行為が自傷行為に代わってしまった。お金を貯めることですらこの状況である。働き口がなく働こうにもできない状態だ。
今はVRやらそういった遠隔での旅行体験をしようという試みがあるがそういうのを聞くたびにモニターやら印刷されたもので見るのと直接目で見るのでは光やら環境によって違ってくるので「ただ体験できればいい」「見ればいい」というものではないのだ。
行きたいけどいけない。直接足を運んで色々感じたいが我慢すべき。非常に苦しいジレンマでどうにかなってしまいそうだ。でも抑えなければならないのだがこの状況がいつ好転するかすらわからない。どうすればいいのだろう。