何も進展しないまま、また一年が終わろうとしてる。
時間はぐるぐる回るだけ。
人間が勝手に区切りをつけてるだけ。
自然に期限はない。
ただぐるぐる回るだけ。
そう思ってはみても、年だけはいたづらに取っていく。
生活のため、とにかく働かなくてはならなくて今の仕事に就いた。
自分が本当にしたい仕事に就くまでの腰掛けのつもりだった。
でも、そう簡単にはいかなかった。
経験はあっても大したキャリア(肩書き)がなければ、社会は未経験の若い人を採用する。
もはやタイムアップ。
私がかつて就いていた職には、もう戻れない。
どうしてもやりたければ自営しかない。
自営になったとして、すぐに毎月、今と同じかそれ以上のお金を稼ぐのは無理。
稼げるようになるまで生活を支えるだけの貯金はもう無い。
今の職場は誰でもウェルカムな職場=ハードゆえになかなか人員が増えない職場。
単純作業の中にも決まりは多い。
それがなかなか覚えられず、失敗も多く、体力も追いつかず、
休みの日は掃除と洗濯と買い物で終わる。
次の仕事を探すだけの気力も体力もどんどん削られていく。
ギリギリの収入。
毎月、少しずつ預金を取り崩しての生活。
やっと仕事に慣れてきたのでアルバイトからパートに切り替え、
勤務時間も増やし、収入も上がったけれど、
体のほうはいっぱいいっぱいで、ちょこちょことメンテナンスが必要になり、
そのための費用も出ていくようになった。
収入が増えたら。。。と先延ばしにしてきた案件がいくつもあって、
それらの支払いをしていくと、まだまだお金が足りない。
その間にも必要な家電が壊れたり、急なお香典やら何やらが発生する。
もっと働かないと。
でもこれ以上働いたら、体が悲鳴をあげる。
今ですら、疲れすぎて熟睡できないというのに。
ため息。
このまま今の仕事で生き続けることもできる。
ぜいたくさえしなければ。
社保も入っているし。
税金も介護保険量も天引きされてるし。
(退職金やら何やらの保証はないけど)。
そう、今の生活を続けることもできる。
毎日、同じ仕事の繰り返し。
最初は自分が大きな機械を動かすための、
考える力を持ってはいけないネジの一つにでもなったような気がして気が滅入ったけど、
今では慣れた。
最初はとても無理と思った仕事も、今はできるようになった。
間違えても半泣きにならず、
「ごめんねー」と笑って済ませることもできるようなった。
こんな私でも3年目にもなれば、いろいろと頼られることも出てきて、
休日出勤に応じれば「ありがとう」「助かった」と感謝もされる。
タフになったし、朗らかにもなったと思う。
で、私は幸せ?
幸せでも不幸でもない。
いや、幸せなんだと思う。
職場では良い人間関係に恵まれ、笑うことも多い。
人のサポートに「ありがとう」と言い、私のサポートに「ありがとう」言われることも多い。
でも、毎日、心臓のあたりが苦しいのは、たぶん、やっぱり幸せじゃないんだと思う。
お金は必要。どうしても。
立ち止まってしまえば、明日から食べていくのにも困る日々。
でも、このままでは少しずつ魂が死んでいく気がしてならない。
今の生活に納得はしてる。
こんな暮らしになったのは、私がずっと迷い続け流され続けてきたから。
勇気を出して自分を信じることができなかったから。
だから、今の場所にいるしかないのだ。
誰のせいでもない。
でも、満足はしていない。
できることはいっぱいあったはず。
自分を信じられなかったから努力も続かなかった。
結論を下すのがいつだって早過ぎた。
時間と力を注いで努力しても、ふと我に返ってしまう。
「こんなことに夢中になって、でも結局モノにならなかったら・・・」と思うと急激に意欲が落ちた。
でも、あの時、あの時、あの時に頑張って続けていれば、
この10年の間に少なくとも、それを10年は続けました、って言えたはず。
英会話でもなんでもいい。とにかく何かを続けていたなら。
そしてそれだけの経験値も重ねていたはず。
なんて愚かだったんだろうか。
今の私が、思考をストップさせて重労働にひたすら身を投じてお金をかせぐためだけの日々を送っているように、
余計なことを考えず、ただあの時、あの時に頑張り続けていれば、必ず何かが違っていたはず。
でも、いまだに私はここにいる。
ここにいるまま、何も変わらない。
終わらせなければ。
こんな生活。
誰かを待ち続けても誰も現れない。
自分で終わらせるしかない。
でも、どうやって?
引っ越すにもお金が足りない。
新しい生活をしたい。新しい場所で。
陽の差さない倉庫の中で一日を過ごすのではなく。
日中の太陽の光を浴びたい、風を感じたい。
季節の変化を味わいたい。
生きるためにお金が必要。
そのお金のために、私の魂は少しずつ死んでいく。
魂を喜ばせ満足させるには。
自問する日々。
動き続けながら。立ち止まることだけは、今はできない。
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