数字が重複していた。もう死にたいような気がする。虚無感にはいつまでも慣れない。あるいはもう死んでいるのかもしれない。意識だけが動いているのかもしれない。死体はどこかで火葬されて無縁仏の骨壷か何かに入れられているのかもしれない。もう何もわからない。
そもそも俺は存在しないのかもしれないし、意識なんて存在しないのかもしれない。俺が考える俺の他に別の意識が存在するかもしれない。
何というか、自分という存在に対する認識の不安定さが怖い。もしかしたら俺は知らないうちに動いて人を殺しているのかもしれない。
俺の感知できないところで誰かに憎まれ恨まれているかもしれない。その断罪が今の状況なのかもしれない。
そういうくだらない妄想が続いて、ずっとゴミな生活を送っている。どのくらい生きたら、俺は俺が俺だけの意識によって動かされていると信じられるんだろう。耐えきれなくなって死ぬまでこんな感じなんだろうか。
くだらない、本当にくだらない話だとはわかっているが。
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